ドイツの生活

ドイツのクリスマスリース。種類は?価格は?手作りしたい人にも嬉しい情報。

  1. HOME >
  2. ドイツの生活 >

ドイツのクリスマスリース。種類は?価格は?手作りしたい人にも嬉しい情報。

(今年の我が家のクリスマスリース)

2020年の12/6は第2アドベントでもあります。(写真は第1アドベントのときに撮影したのでキャンドル1つにしか火がついていませんが・・)

クリスマスの4週間前の日曜日ごとに、第1アドベント、第2アドベント・・と数えていきます。(今年の第1アドベントは11月29日)

ちなみに、第1アドベントの始まる週末から、毎年大きな街ではクリスマスマーケットが始まるのですが(田舎だと12月の2週間だけとか2週目あたりの週末2日間だけとか、土地によって違います)、今年はコロナの影響で中止に。

ただ、我が家は特別な宗派に属していませんが、ドイツのルーツを持つ娘のためにも、小さい頃から、そして日本に5年住んでいた間も、ドイツのクリスマスに関する家庭内のイベントを行うようにしています。

アドベンツクランツ(Adventskranz/クリスマスリース。冒頭写真)は、ドイツに来てから購入するようになりました。

最初に出会ったのは、シュタイナー学校のクリスマスバザーでした。ちなみに、娘が通っていたシュタイナー学校のバザーはマンモス校だったのもあり規模が大きく、プロのアーティストや作家さんも多く参加していたため、クオリティが「ただの学校のクリスマスバザー」という域を超えていました。(過去画像を探してそのうち記事にする予定です)

アドベンツクランツに関しては、手作りできるコーナーがあったり、グリーンの本物のモミのリースに赤いキャンドルが飾られ、センスの良いデコレーションが販売されていて、心をわしづかみされたのを覚えています。

あれから8年。

我が家では、娘がキャンドルをつけたり消したりするのを楽しんでいた時期もあり(今はティーン・・)、その延長でクリスマスリースをテーブルや棚に置くことが、一種のクリスマスを迎える儀式になっています。

アドベンツクランツ(クリスマスリース)の種類は?

第1アドベントが始まる1-2週間くらい前から、お花屋さん・雑貨屋さん・ホームセンター・スーパーで、アドベンツクランツが売り出されます。

センスの良い雑貨屋さんには、手作り派にも嬉しいアドベンツクランツ用や、クリスマス用のデコレーションが11月初頭くらいから、どっさり並び始め、眺めるだけでもテンションが上がります。

ただ、クリスマスリース、と言っても様々な種類があります。

冒頭の写真だけだと想像できないかもしれませんので、過去8年間の我が家のアドベンツクランツ(クリスマスリース)をご紹介します。(レストランとかだと照明にぶらさげるタイプのものもあります)

まずは、2013年~2016年。

ざっと説明すると、

  • 2013年。娘の祖父と森でモミの葉を拾ってリースのみ手作り。キャンドルはドラッグストア、赤のポインセチアはホームセンターで購入。
  • 2014年。本物のモミのリースを購入。キャンドルはドラッグストア、デコレーションはTchiboで。
  • 2015年。近所のホームセンターで。かけこみ購入。キャンドルもデコレーションもすでに完成形のもの。
  • 2016年。近所のスーパーで。同じくかけこみ購入で、すでに完成形のもの。

上記画像のように、スーパーやホームセンターでは、すでにデコレーションされているアドベンツクランツが何種類か販売されます。

次は、直近4年もの。2017年~2020年。

なんだか、がらっと変わったような・・

  • 2017年。モミのリースを購入し、キャンドルはドラッグストア、デコレーションは2014年と同じもの。
  • 2018年。ここからガラっと変わります。手作り欲に火がつき、ひたすら雑貨屋とお花屋めぐりをしてデコレーションを購入。アドベント期間中は毎週1本ずつキャンドルに火をつけるので、キャンドルは4本の長さが違うものを購入。気合が入りすぎてかなりlovely&ゴージャスになってしまった。笑
  • 2019年。前年は「ピンク」がメインカラーだったので、娘と2人でメインカラーを「ゴールド」に決める。ゴージャス感の中にちょこっとlovelyな感じを。
  • 2020年。過去3年間の中で一番小ぶりのモミのリースを購入。今年はコロナで雑貨屋巡りを控えたかったので、モミのリースもキャンドルもさくっと近所で購入。キャンドルのカラーが一番仕上げの印象を分けるので、ドラッグストアで大分悩む。最終的にシルバーとゴールドの間くらいの落ち着いた大人女子(?)な感じの色を選び、ラメでキラキラ(ギラギラ?)は控えた。結果、今年のものが過去8年で、娘も私も一番満足度の高いものに。

2018年からは、ほぼ同じ感じとも言えますが・・。笑

アドベンツクランツ(クリスマスリース)の価格は?

実はこのクリスマスリース、値段がピンキリです。

スーパーやホームセンターで、すでにデコレーションされているアドベンツクランツは、大きさにもよりますが大体7-8€前後から15€くらいで販売されています。

芸術性の高いものですと(つまりデコレーションの量やキャンドルの大きさによる)、ゴージャスぶりにもよりますが雑貨屋さんで大体50€〜80€、園芸店のものでも60€〜70€くらいはします。大きなものは、普通に100€を超えます(!)。

今年は、リサーチにふらりと寄った近所のお花屋さんに、たまたま直径50cmくらいのゴージャスリースを購入されている紳士がいらっしゃったのですが、小耳に挟んだお値段はなんと、「130€!!」 Kindl買えるな・・

ちなみに、過去8年間の我が家のクリスマスリースの価格は・・

  • 2013年。キャンドルと赤いポインセチアで確か計約7-8€くらい。
  • 2014年。モミのリース13€、キャンドル5€、デコレーション12€で計30€くらい。
  • 2015年。全部セットで確か7-9€くらい。
  • 2016年。全部セットで確か7€くらい。
  • 2017年。モミのリース13€、キャンドル4€くらいで計17€くらい。
  • 2018年。モミのリース10€、キャンドル10€、デコレーション25€で計45€。
  • 2019年。モミのリース12€、キャンドル10€、デコレーションは家にあったもの、計22€。
  • 2020年。モミのリース12€、キャンドル4€、デコレーションは家にあったもの、計16€。

Oh・・

書き出してみたら、毎年かなりの差がありますね・・。

スーパーとかホームセンターは駆け込み購入だとセールをしていて安いっていうのもあるけど、タイミングが悪いと残念な感じのものしか残っていないので、場所によっては要注意です。いや、セール前に購入でも普通に安いです。

ただ、一度デコレーションを購入しておけば、キャンドルのカラーやデザインでアレンジができたり、ツリーに使うものをアレンジしたりできるので、お得にオリジナリティを求める方には、おすすめです。

ちなみに来年の構想はすでに娘とあーだこーだと話をしていて、大体出来上がっています。(早っ・・)

アドベンツクランツ(クリスマスリース)手づくり派に嬉しい雑貨屋さんは?

「クリスマスリース、毎年同じじゃつまらない!!」

という、手作りに挑戦したいドイツ在住の方へ。

そもそも、この情報を出すのが遅すぎて、ごめんなさい。

でも来年のためにも、はたまた遅ればせながら今年の楽しみのためにも、是非参考にしてみてください。

ここ数年、結構ミュンヘンの街中の雑貨屋さんを見て回り、「おぉ!ここは使える!!」というお店がありましたので、メモがてら書いておきますね。ちなみに、今年はコロナの影響で街中の店舗はほとんど見て回っていませんので、あしからず。

大して数はありませんが、順番に書いておきます。

  1. NANU-NANA (ナヌナナ)。ここは低価格でかわいい商品がわんさか置いてあります。アジアンテイストやアフリカンテイストの雑貨もあるし、クリスマス関連のデコレーションも豊富。私はここで4本の高さの違うキラキララメキャンドルを購入しました。変わったマグカップや、下ネタ系のくすっと笑えるグッズもあるので、お友だちや同僚などへのプチサプライズギフト選び(?)にも向いています(笑)。
  2. BUTLERS (ブトラーズ。という発音のはず・・)。ここにも、NANU-NANA同様のかわいい商品がわんさかありますが、どちらかというとちょっと落ち着いた感じかも。ただ、キャンドルは1本5€-7€くらいなので、安くかわいく済ませたい方は1のNANU-NANAの方がお薦めです。個人的には、インテリア系が多いイメージ。
  3. DEPOT (デポ。という発音のはず・・)。ここのキャンドルも2のBUTLERS同様、1本5-7€前後。ただ、クリスマスリースやクリスマスツリー関連のデコレーションがめちゃ可愛い上に、店舗によっては店員さんのセンスが素晴らしく、私はミュンヘンの街中のDEPOT(アバクロの近くと、TAL店)で、小一時間ほど2回に分けてリサーチをしたことがありました。
  4. ACTION (アクチョン。とかいう発音のはず・・何度も失礼)。ここは、B級品商品を集めた低価格の雑貨屋さんです。市場の定価では出せなかった、ワケあり商品(ロゴの印刷がずれているとか、ちょっとだけ欠陥商品とか、プリント文字にミススペルがあるとか)がずらりと並んでいます。若干、安っぽくて(実際に安いのですが)どうかなという商品もあるのですが、クリスマスツリーのデコレーション関連や、インテリアなど良い商品も見つかります。
  5. GALERIA Kauhof (ガレリア・カウホフ)。言わずと知れた大手デパートです。ここの確か4階にクリスマスマーケット会場があり、そこにはキラキラとしたかわいいデコレーションが売られています。私は家の中のプチデコレーション用のモミの木(↓)は、ここで購入しました。似たようなものは上記雑貨屋さんにもわんさか置いてありますが、実はカウホフの方が若干安かったりするものもあります。

カウホフで買ったモミの木。↓↓

最後に。一番重要なこと。

ここまで書いてなんですが、一番重要なことがあります。

それは・・

本気でデコレーションアイテムを見て回りたい方は、11月初頭から中旬までに済ませておくことをおすすめします!!

なんなら、気に入ったものは見つけたときに、すぐに買いましょう。(本当、今更でごめんなさい・・)

なぜなら。

11月下旬にあるブラックフライデーセールで、街中も店内もカオスな状態になり、ブラックフライデーセールで安くなるかと思って目を付けていたものが、実はセール対象外な上に、早め早めに準備するドイツ人女子やドイツ人マダムたちに、買い占められて売り切れているからです(!)。

いやほんと、その時の脱力感ったら・・

チーン・・・。(ていうか、本当に今更ごめん・・ですが)

ただですね。

今年はコロナの影響で、確か7月?6月?から年内いっぱいは、消費税が19%から16%に下がっているし、コロナの不景気の影響で各社はバンバンとセールを打ち出しているので、今も買い時かもしれません。

ですが、個人的にはコロナ感染を避けたいので、行きません・・。

オンラインで買えるものもあるので、上記リンクから見てみてくださいね。

この情報が役に立ったよ!という方は、是非とも被リンク(自分のサイトに私のサイトのURLを貼り付けること)をしてくださいね。

最近のコメント

    -ドイツの生活
    -, , , ,