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コロナ感染者に接触!強制自宅隔離についてのザ・ドイツな手紙にぐったり。

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コロナ感染者に接触!強制自宅隔離についてのザ・ドイツな手紙にぐったり。

うっかり投稿し忘れていたようで・・   前回の記事(ドイツのコロナドライブインレポ。探し方から結果うけとりまで。)の補足です。   娘の学校でコロナ感染者が出てしまい、感染者に一番最初に接触したグループに入った娘。 学校側から即、厳しい自宅隔離(häuslichen Quarantäne )要請が出され、3日以内にコロナテストを受ける義務がありました。(陰性でした)   ということで、今回はお国柄が出るような(?)エピソードです。  

コロナ感染者・コロナ接触者の情報共有がすごい・・。

この半年の欧州のコロナ禍での各国の対応を見ていると、お国柄がモロに出てとても興味深いですよね。   ちなみに将来、海外移住・親子留学を考えていらっしゃる方は、何か問題があったときの国をあげての対策がどう違うのか、どこの国が自分たちに合うのか、見極める絶好のチャンスです。目を見開いて耳をかっぽじって、情報収集にあけくれてくださいね。ここ、重要ですから。   ドイツの場合は、コロナが蔓延し出した3月初頭から、とにかくルールを明確化&厳重にし、ルール違反者への罰則金も明確化し 全て書き出すと、細かすぎてびっくりするくらい。(そのおかげで感染者数が他の欧州諸国より低かった。過激なデモもあったけど。)   今回、娘がコロナ感染者に最初に接触した人のグループに入ったことで、有無を言わさず、学校から保険局へ情報開示がなされ、コロナのPCR検査の結果は、自動的にLandratsamt(地区管理事務所・市役所みたいなところ?)へ。   学校からLandratsamtへ情報開示されたのは学校側から連絡がありましたが、Landratsamtから娘のPCR検査結果が陰性だったことについての手紙が届いたのには、結構びっくりしました。   いや、知っているよ・・?(追記:公的機関の出す手紙、ということで証明書になる) それでもって、仕事、意外と速いんじゃない・・?(と言っても自宅隔離後1週間程経過していた) その他のお役所仕事も、いつもこの速さならいいんだけど。  

コロナPCR検査後に届いた「ザ・ドイツ」な手紙に驚愕した。

で、もっとびっくりしたのは この数日後に 「Vollzug des Infektionsschutzgesetzes(IfSG)-Coronavirus SARS-CoV-2; Verpflichtung zur häuslichen Quarantäne und aller weiteren Infektionsschutzmaßnahmen」   という、やたら長いタイトルの手紙が送られてきたこと。   直訳すると、 「感染保護法(IfSG)の施行-コロナウイルスSARS-CoV-2; 自宅隔離およびその他すべての感染防止対策の義務」。   見ただけでそっと目を閉じたくなるほどの、長ったらしいタイトルの手紙を送ってくること自体が、「ザ・ドイツ」です。(規則やルールに則り、法的に争うことがあっても自分に不利のないよう、第〇条〇項に沿ってどうのこうこうのっていう内容の手紙が多すぎる、っていう意味です。)   が、それ以上にこの長すぎるタイトルの手紙は一枚ではなく、実にA4用紙5枚にも及び、2週間にわたる自宅隔離についての長い長い長ーーーーーーーい(くどくて失礼)ルールと法についてが書かれておりました・・。   Oh・・ これぞ、ザ・ドイツ。。   ぶっちゃけ、専門用語が多すぎて、私のB2レベルの大したことのないドイツ語(一応中級)では解読不能。なので、娘にさーっと読んでもらった後、google翻訳でざっと翻訳し、要点をまとめてみました。A4用紙が5枚にドイツ語びっしりって・・読むのもうんざりするわ。   興味のある方は、ざっと日本語翻訳したので読んでみてくださいね。  

コロナ強制自宅隔離。注意事項がこまかい。

量が多いので、かなりはしょって要点だけざっと行きます。
  • 自宅隔離は、2020年〇月〇日から〇月〇日までの14日間要請です。
  • 自宅隔離中は、お子さんは保険局の同意なしに家を出たり、来客を迎えることはできません※ゴミ出しとかも禁止。
  • 子どもの体温を1日2回計測し、それを書面で記録し、病気の症状、特に呼吸器症状や発熱の発生に注意すること。
  • 3に記載の症状がでたら、すぐに小児科医または開業医、法定健康保険医師協会に連絡をし、診断を仰ぐこと。
  • 隔離期間中、お子さんは感染保護法(IFSG)の29項に従って保険部門の監視対象となります。
  • 拒否された場合、警察により自宅隔離への強制返還。
  • カテゴリー1の接触者は、5-7日後にPCR検査を受ける必要があります。
  • このPCR検査は無料です。
  • 家庭内でも、できれば子どもと他の家族が過ごす部屋を別々にし、食事は一緒にとらずに時間をずらすようなことをしてください。
  • 部屋の換気をし、手洗い消毒を徹底し、咳やくしゃみのときはひじをまげて、鼻や口を覆うことをしましょう。
  最後のとかは、コロナに限らず基本的マナーだと思うのだけど、知らない人もいるってことかな。 どうやら娘は、カテゴリー1(感染者に一番最初に接触した人。感染の疑いが極めて高い人)に入るよう。   この後に、この要請が法に沿ったものであることがつらつらと書かれており(長すぎるのではしょります)、「なんとか法の第〇条〇項によってこの命令を下すことができます」と記載されてありました。   「したがって、新たな感染連鎖の発生と伝染病のさらなる拡大を防ぐために自宅で体を隔離する必要があります」。     ドイツ政府、ごもっともです。 もちろん、従いますとも。(違反したら罰金だしね) (でも、毎日子どもの熱をはかり忘れたし、紙に記録するのも忘れたよ・・陰性だったからいいんだよね・・?)   一番最後には、「あなたにはこの命令に対して1か月以内であれば訴訟を起こす権利があります」とまで記載されていました。   すでにドイツ在住が10年近くになるので、こういったお互いに非がないように明示していく手紙は、契約書含めあらゆる場面でよく目にするので慣れてはいましたが、こういうカッチリしたのが苦手なドイツ人も多いと思います。   ドイツ語に不便のある外国籍の方々(自分もそうだけど)も、そうでない方々も、こういった長ったらしい手紙を読まずに、自宅隔離中に外を出歩いたりしてうっかり見つかって罰金、なんてこともあるのではないでしょうか。  

コロナ強制自宅隔離中のドイツのティーンたち。

上記のように、自宅から一歩も外へ出ることのできない2週間。 ティーンにもなると、別に2週間、外で遊べなくても大してストレスでもないので、オンラインスクールもこなしながら、合間にスマホやPCでゲーム、NETFLIXで映画やドラマ三昧、みたいな感じでした。(娘の場合はちょっと違ったのですが)   ですが興味深いのは、自宅隔離が始まった途端、クラスのグループチャットでは 「häuslichen Quarantäne」でのルールについて、あーだこーだとディスカッションしていたこと。   「俺、今日森まで自転車乗りに行ったんだー」と一人が言えば、   「え?!そんなことしちゃダメなんだよ! häuslichen Quarantäneは、家から一歩も出ちゃいけないのよ?」と女子たちが言い、   「俺調べたんだけど、 häuslichen Quarantäneって、ゴミ出しで外に出たりするのもダメだって」と誰かが言うと、   「私、家から出られないなんて死にそう・・。毎日NETFLIXも飽きたわー。ねぇみんな、今何のドラマ見てる?」とか、   延々とチャットが数百件とかになっていました。(チャットがうざすぎて、娘はほとんどフライトモードにしてスルーしていましたが。たまに内容を教えてくれます。笑)   いやはやティーンはこんな感じですが、この状況下で小さい子どもたちが同じような隔離になったら、どうなるのだろうか・・。   バルコニーや庭やテラスがなくて、外気にあたってシャボン玉をしたり、砂場遊びをしたり、落ち葉やどんぐり拾いをするような気分転換ができなかったとしたら・・・子どもの性格によっては、ママもパパも相当なストレスだろうなと思います。在宅ワーカーだとしたらもっとストレスなのではないでしょうか。 (今後の家探しの条件にバルコニーやテラス、庭付きなどを考慮するといいかも)   スマホやTVに子守をさせ続けるのも、どうかと思うし。   ちなみに、同じ建物内に住む小学生の子どもたちも、娘と同じような状況で自宅隔離でしたが、家の前で隣の子どもたちとボール遊びをしていました。本当はダメなのですが、仕方ないですよね。  

まとめ。

ということで、 häuslichen Quarantäne は、結構厳しい自宅隔離。 Landratsamtからの長い長い手紙を読んで、家から一歩も外へ出てはいけない、ということで私も結構気を使いました。 ついでに、もし娘が2週間の間に陽性反応がでたら・・(もしくは自分が・・)を考え、隔離後すぐに2週間半分くらいの食料を買い込みました。   他の欧州諸国は、夏の間はマスク着用義務なしの国もありましたが、ドイツは3月からずっと今もなお、バス・トラム・電車・レストラン・カフェ・ショップ内は、「マスク着用義務」です。欧州だけを見ても、国によって違いがあり、その結果この第二波の影響も大分変ってきますね。 毎日を、無事に健康に過ごせますように。   (sunnyプロフィール)

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