
ドイツにてシングルママ子育てを卒業したSunnyです。
40代に突入して数年経過するのですが、ここ最近夕方になると手元の文字がぼやけるようになってきました。
元々視力は良く今まで裸眼で問題なかったのですが、年齢には抗えませんね。
文字がぼやけるだなんて今まで経験したことがなかったので、最初は疲れているのかなと思っていたのですが、ある時同じく40代の先輩ママさんと世間話をしていた時に、「最近メガネを購入した」という話を聞いて、自分の症状に合点したのです。笑
ということで、ドイツで初めてメガネ購入をしたレポです。
同年代の方、またはドイツでメガネ購入をご検討されている方のご参考になれば幸いです。
【目次】
- 1. 初めての経験なので、まずはChatGPTでポイントを整理
- 【メガネをかけるタイミング】
- 【視力検査はどこで?】
- 【費用】
- 【流れ】
- 【ポイント】
- 2. 目が霞むならHausarzt(家庭医)→Augenarzt(眼科医)の流れじゃないの?
- 【目がかすむとき、まずHausarzt(家庭医)に行くべきか?】
- 【保険について】
- 【まとめ】
- 3. ドイツで初めてメガネ(Lesebrille)を作るときのおすすめと、安く作るコツ
- 【おすすめのOptiker(メガネ店)】
- 【安く作るコツ】
- 【一番簡単な流れ】
- 【補足:超お手軽版もある】
- 【まとめ】
- 4. メガネ屋(Optiker)入店から視力検査(Sehtest)まで
- 5. ドイツのメガネ屋さんでメガネ(Lesebrille)作成にかかった費用
1. 初めての経験なので、まずはChatGPTでポイントを整理
私の場合、メガネを作ること自体が人生で初めての経験、しかもドイツ。
知りたがりの好奇心が勝って、事前に日本の兄たちに日本ではどうなのか聞いてみたところ、
メガネ屋さんで視力検査をしてメガネを作るのが一般的、とのこと。
また、100円ショップなどでも老眼鏡が売られている、と。
そこで、ChatGPTに質問を投げかけてみました。

「40代、ドイツ在住。目が霞むようになった。メガネをかけるタイミングや、視力検査はいつどこでする?いくらかかる?」
すると、優秀ChatGPTからの回答が以下です。
【メガネをかけるタイミング】
- 日常生活で支障を感じたら(例:スマホの文字が読みにくい、本を読むときに顔から離す、夕方になると特にかすむ)
- 頭痛や肩こりが増えたとき(目の疲れから来ることも)
→ こういうときが「そろそろ検査してメガネを検討するタイミング」です。
【視力検査はどこで?】
- Optiker(オプティカー)=メガネ屋さん
→ 例えば Fielmann, Apollo, Mister Spex など。
→ 無料で視力検査(Sehtest)してくれるところが多いです!予約不要の店もあります。 - Augenarzt(眼科医)
→ 眼病(白内障・緑内障など)が心配なら眼科医に行くべきです。ただ、普通の視力だけならOptikerで十分。
→ 健康保険に加入していれば、眼科の診察費用は基本カバーされます(ただし予約待ちが長いことも)。
【費用】
- 視力検査のみ:無料(Optikerの場合)
- 眼科検査:健康保険加入なら基本無料
- メガネ本体:レンズとフレーム込みで
- 安いもの:50〜150ユーロ(Fielmannなどのキャンペーン商品)
- 普通レベル:200〜400ユーロ
- ブランドフレームや高機能レンズ:500ユーロ以上
※Fielmannなどでは、保険加入者向けに「標準レンズ無料」サービスがあったりします。ただし、薄型レンズ・ブルーライトカットなどオプションを付けると追加料金がかかります。
【流れ】
- 近くのOptiker(メガネ屋)を探す
- 視力測定(予約不要な店も)
- 必要なら眼科へ(心配な症状があれば)
- メガネを選ぶ
- 注文して数日~2週間で受け取り
【ポイント】
- 初めて老眼鏡を作る場合、弱めから慣れるのがコツです。
- ドイツでは「Fernbrille(遠方用)」と「Lesebrille(読書用)」を分ける人が多いです。遠近両用(Gleitsichtbrille)も選べますが、最初は単純なLesebrille(読書用メガネ)から始めてもいいでしょう。
ということで、 ChatGPTがものの数秒で答えてくれました。
昔はドイツ語がよくわからない上に、全部細かくネット検索していたので、メガネひとつ作るなら、ドイツ語サイトを日本語翻訳して、リストアップして各方面に電話確認したり・・なんて数時間作業でしたが、便利な時代になりましたよね。
2. 目が霞むならHausarzt(家庭医)→Augenarzt(眼科医)の流れじゃないの?
これは私の素朴な質問です。
ドイツに住んでいると、最初から専門医のところへ行った場合、Hausarzt(かかりつけの家庭医)の紹介状がなければ、自己判断とみなされ保険のカバー対象から外れてしまうこともあります。
そのため、とりあえず何でも気になればHausarztへ行って診断してからの方が良いという解釈をしています。
(ドイツ在住の皆様はどうされてますか?)
なので、念の為ChatGPTに聞いてみました。

「目が霞むなら、始めにHausarzt に行って眼科を紹介され、保険料適用ではないの?」
すると、質問を褒められました。笑
とても良い質問です。
ドイツの医療システムでは、基本的にこう考えます:
【目がかすむとき、まずHausarzt(家庭医)に行くべきか?】
- 基本は「直接 Augenarzt(眼科医)」に行ってOK です。
- 目の専門問題(視力低下、かすみ、違和感など)はHausarztの紹介なしで眼科に直接予約できるのが普通です。
- 特に目に異常があるかもしれない場合(たとえば「片目だけ急に見えない」「視野が欠ける」など深刻な症状)なら、すぐに眼科が推奨されます。
【保険について】
- あなたが**法定健康保険(gesetzliche Krankenversicherung、例:AOK、TKなど)**に加入していれば、
- 眼科の診察料は保険でカバーされます(つまり自己負担なし)。
- ただし、単なる「視力検査のみ」を目的にすると、眼科で「自費(IGeL-Leistung)」になることがあります(10~30ユーロ程度請求されるケースも)。
- → だから、Optiker(メガネ屋)で無料検査して問題なければ、それで済ませる人も多いです。
【まとめ】
| 症状の重さ | 最初に行くべき場所 | 保険カバー? |
|---|---|---|
| ただのかすみ・老眼っぽい | 直接Optiker(メガネ屋) | 検査無料、メガネは自己負担 |
| かすみ+痛み、急な視力低下 | 直接Augenarzt(眼科医) | 診察無料(健康保険適用) |
| どうしても心配 or 総合的な相談希望 | Hausarzt(家庭医) →紹介状ありでもなしでも眼科へ | 同じく保険適用 |
つまり、「普通のかすみ」なら直接眼科かメガネ屋へ。紹介状なしでも大丈夫。
保険料適用で眼科診察は基本無料。ただし追加の自費サービスに注意。
とのこと。
へぇ、なるほどね。
この後、何度か質問のラリーをした後(別記事にします)、ChatGPTに
”必要なら、「ドイツで初めて老眼鏡を作るときにおすすめのOptiker(メガネ店)」や、
「安く作るコツ」もアドバイスできます!知りたいですか?”
と聞かれたので、お願いしました。笑
あー楽ちん。本当に有能な秘書だわー。
3. ドイツで初めてメガネ(Lesebrille)を作るときのおすすめと、安く作るコツ
結論からいうと、おすすめは、デザイン選択が多めでPAYBACKポイントが貯まるApolloがおすすめ。

メガネを作るのに、安くても大体150−200€程かかるのですが、それが全部ポイントとして貯められるので一石二鳥です。
ただ、他にも選択肢はありますので、ChatGPTが丁寧に答えてくれた回答を載せておきます。
Apolloに関しては記載の通りでした。
【おすすめのOptiker(メガネ店)】
初心者でも行きやすく、価格も明確なチェーン店はこちらです:
- Fielmann(フィールマン)
- ドイツ最大手。
- 視力検査無料(予約なしOKな店舗も多い)。
- 格安メガネ(10~20ユーロ台)も取り扱いあり。
- 保険対応モデルも豊富。
- Apollo(アポロ)
- 店舗数が多い。
- キャンペーン中なら「2本目無料」や「レンズアップグレード無料」も。
- デザイン重視なら選択肢が多め。
- Mister Spex(ミスタースペックス)
- オンライン中心だが、提携店(Partneroptiker)で検査もできる。
- おしゃれなフレームが多いが、最初の老眼鏡なら少し割高かも。
【安く作るコツ】
- 検査はOptikerで無料でする!
→ 眼科で有料検査を受ける必要は基本なし。 - 最初は安い老眼鏡(標準レンズ)で十分
→ ブルーライトカットや超薄型レンズなどオプションは、必要性を感じたら後から追加でもOK。 - フレームは安いものを選ぶ
→ FielmannやApolloなら、シンプルなモデルが50ユーロ以下でも見つかります。 - キャンペーンを利用する
→ 例えばFielmannでは「Zuzahlungsfreie Brille(保険負担のみで自己負担なしのメガネ)」という選択肢もあります。(ただしデザインは地味め) - Lesebrille(老眼鏡)だけ作る
→ Gleitsichtbrille(遠近両用)だと高くなる(最低でも300ユーロ以上)。
【一番簡単な流れ】
- 近くのFielmannやApolloに直接行く(予約不要の場合も)
- 「近くが見えにくい」と伝える(ドイツ語例文:„Ich sehe in der Nähe nicht mehr so gut.“)
- 無料の視力測定(Sehtest)
- 老眼鏡用のフレームを選ぶ
- 注文して、数日~1週間で完成
【補足:超お手軽版もある】
すぐに「とりあえず試したいだけ」という場合、
**ドラッグストア(dm、Rossmann)やスーパー(Aldi, Lidl)**でも
10~20ユーロ程度で既成の老眼鏡(Fertiglesebrille)が買えます!
ただし、あなたにぴったりの度数じゃないことも多いので、
本当に毎日使うならきちんと測定して作ったほうが楽です。
【まとめ】
| 目的 | 方法 |
|---|---|
| まずは手軽に試したい | ドラッグストアの老眼鏡を買う |
| 正確に作りたい | FielmannかApolloで無料検査&老眼鏡作成 |
| 予算を抑えたい | 保険対応メガネ or キャンペーン利用 |
4. メガネ屋(Optiker)入店から視力検査(Sehtest)まで
私はデザインが多く置いてあり、かつ店員さんが優しそうな店舗を選んで(ほぼ直感ですが。笑)
話しかけやすそうな笑顔の素敵な女性店員に、「初めてのLesebrilleを探しています」と伝えました。
すると、まずはフレームを探して、それから視力検査をする流れを教えてもらいました。
店内にはフレームが500種類くらいはあったと思うのですが、結構時間をかけて試着しながら気に入ったフレームを見つけました。
その日はすでに夕方だったので、視力検査には向いていないとのことで、後日視力検査の予約をいれました。
ちなみに視力検査の条件は以下です。
- 検査1時間前からは、スマホや PC作業をしないこと
- 午前中に予約すること
- 健康状態が良いこと
後日、視力検査のために店舗を再訪し、奥にある視力検査質で検査をします。
私のイメージでは、昔ながらの起立して片目に黒いしゃもじみたいなもので目を隠して
片方の目でCの文字の空いてる方向を「右、右上、左、左斜め上」と言うものだと思って
ドイツ語を用意していたのですが、全く違くて拍子抜けしました。笑
Apolloの視力検査に関するページ(ドイツ語)を読んでいただくとわかりますが、
STEP1
最初のステップでは、精密機器(オートレフラクトメーター)を、まず片方の目で、次にもう片方の目で覗きます。装置には画像が表示され、最初はぼやけていますが、やがて鮮明になります。それを見ている間、オートレフラクトメーターは赤外線を用いて、目の他覚的屈折力を全自動で測定しています。
STEP2
客観的に決定されたデータに基づき、次のステップは微調整です。この微調整では、数メートル離れた黒板の数字や文字を快適に判読できるよう、様々なトライアルレンズ、またはコンピュータ支援による試用フレームの一種であるフォロプターが提供されます。視力に応じて、眼鏡技師はレンズを交換し、フィードバックに基づいて最適な処方を決定します。
この検査の時に、レンズの向こう側に大小の違うアルファベットが5つ並んだものが、出てきます。このアルファベットを左から順に答えながら、メガネ技師はレンズを交換し、何度かアルファベットのテストをしていきます。
このテストで眼鏡技師が私の目に合ったレンズを特定し、1-2週間で出来上がります。
5. ドイツのメガネ屋さんでメガネ(Lesebrille)作成にかかった費用
ここまで読んで、かかった費用が気になりますよね。
価格は選んだメガネフレームや、レンズの厚さ、オプションでブルーレイカットなどを選択できます。
ただ、選択しやすいようにレンズパケットのグループが分かれていて、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、と分かれていた記憶です。
私の場合は、シルバーグループのものにしてブルーレイカットをオプションでつけました。
請求書には簡素に以下が記載されてありました。
- メガネフレーム 50€
- 薄めレンズ左右+ブルーレイカット 200€
- 値引き 52,50€ (レンズパケットが50%OFFのキャンペーンでした)
- 視力検査 無料
----------------- 合計197,50€

初めてのLesebrille、娘にチャットしたら「ママ歳とったね・・」となぜかショックを与えてしまいましたが(笑)
いやいや、私が一番衝撃だったからね・・。笑
でも、人生初メガネでドキドキしましたが、可愛いメガネを作成できて良かったです。
人によっては好みでブランド指定の高額メガネを購入される方もいらっしゃると思いますが、
倹約家の多いドイツ人が、メガネに1000€近く出すなんてことは、普通は考えられず
思ったより高くなくて良かったなというのが、私の見解です。
(※追記※ と一連の話を年上のママ友にしたら、彼女は遠近両用めがねを作ったそうで、ブランドでもないけれど1000€近くかかったそうです・・)
逆に、人によってはドラッグストアや雑貨屋さんに売っている本当に安いLesebrilleでも
選択肢に入るかもしれませんね。
私の場合は、毎日使うわけではないのですが、仕事で正確性が求められる場合に必要になるのと、
自分の視力に合っていないものを使うと目が弱っていきそうだったので、メガネ屋さんで作成しました。
どなたかのご参考になれば幸いです。
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