ドイツの生活

ドイツ生活10年以上の私が経験した、ドイツ生活ワースト3。第1位は大試練!

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ドイツ生活10年以上の私が経験した、ドイツ生活ワースト3。第1位は大試練!

皆さん、こんにちは。ドイツからSunnyです。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の配信は、過去10年以上ドイツ生活をしている私が経験した、ドイツ生活ワースト3をお話しようと思います。(2022.10.23ラジオ配信回の書き起こしです)

海外にお住まいの方もきっと同じような経験や、私もあるある!という方がいらっしゃると思いますので、よかったら是非コメント欄やメッセージなどでシェアしてくださいね。 

ということで、早速本題に入っていきますね。

私のドイツ生活ワースト3、第3位は?

  私のドイツ生活ワースト3の第3位は、

「インターネット回線開通の予約を何度もドタキャンされたこと。」

これは、最初のドイツ移住が11月だったのですが、予約を入れたものの、当日の時間に工事会社の人が来ませんでした。

その後、再度連絡して再予約を入れたのですが、時間になっても来なかったんですね。

その時は担当の方が遅延連絡をくれたのでまっていましたが、それでも遅れて、午前中予約だったのが、結局夕方になりました。 

この、工事会社の方や配送の方が時間通りに来ないことはよくあることなので、今は予定通りに来ると、むしろかなり嬉しくなるようになりました。笑 

ちなみに特に秋冬になると体調を崩す人が多くなるので、基本的に人手不足になります。 

私のドイツ生活ワースト3、第2位は?

 

お次の、私のドイツ生活ワースト3の第2位は、

「ベビーカーと一緒に乗った駅のエレベーターの中で、悪ガキたちに爆竹をされたこと。」 マジです

 

これはもう17年ほど前のミュンヘンでの出来事なんですが、当時私たちはミュンヘン西部に住んでいたんですね。

ちなみに私は娘が2歳までドイツ在住で、その後娘が7歳までの5年間は日本に住み、10年前に再度ドイツに移住しています。(sunnyプロフィール) 

 

当時生後3,4ヶ月の娘をベビーカーに入れて、駅のエレベーターを使って、ホームから通りに降りようとエレベーターに乗ったんですね。(帰宅途中でした)

その時、たまたまホームで居合わせた、同じくベビーカーを押していた日本人のママさんにお会いして、日本人の方ですか、はじめまして、なんてあいさつしながら2人で話しながらエレベーターに乗りました。

ちなみに、駅のエレベーターって、ベビーカー2台入ればわりといっぱいになります。そこへちょうど私たちが乗った後に、日本でいうところの小学校4、5年生くらいの男の子2人組が乗ってきました。

ベビーカー2台入っていっぱいなのに、なんでわざわざ子どもが乗るんだろうと不審に思っていたのですが、彼らはエレベーターの扉が閉まる前に、くすくす笑い長らまた出て行きました。 

そんな彼らに変な不快さを感じたのですが、その後悲鳴を上げるような出来事が起こりました。

それは、エレベーターが動き出したすぐ後に、床で大きな音と一緒に何かがバチバチッとはじけたのです。

すぐに爆竹とわかったのですが、ドイツの年末の年越しで使われるような小さな爆竹ですけど、音がすごいし、しかも密室で危ないじゃないですか。 

(ちなみに、ドイツでは年末の年越しの花火は通年での販売が禁止されています。花火の販売が許可されているのは年末の数日のみです)

私たちはあまりの驚きに一瞬思考停止になりましたが、すかさず、お互いの子供たちの無事を確認したんですね。

その時にね、その彼らの身勝手さ、なんなら人種差別的な行動に、怒りで全身の血が駆け巡った私。(そもそも当時はドイツが大嫌いで差別的なことにもかなり敏感でした)

エレベーターが階下に着いた途端、ベビーカーをその日初めて会うママさんに見ててもらって、さっきの悪ガキたちをとっ捕まえようと思って、走って階段のほうへ行きました。

 

 

そんなことはつゆ知らず、ヘラヘラしながら階段を降りてくる彼らを見つけて、怒り心頭の私。

当時、私はドイツ語が大してできなかったのですが、鬼の形相だったのか?

「あんたたち何したの!?(怒)」と言いながら、

階段を一段抜かしで逃げ切ろうとする彼らを追いかけました。 

そう、当時は20代半ばだったので、瞬発力がありました。笑

まさかアジア人女が、怒り心頭で追いかけてくるとは思わなかったのかもしれませんが、

彼らも自分たちのしたことに自覚があるのか、1人は結構長いホームの端まで走り続けて、もう1人はもう1つの階段から走って逃げて行きました。 

 

この時、頭の片鱗でまだ赤ちゃんの娘がベビーカーの中にいること、

今日初めて会うママさんが待ってることを考えて、捕まえることを諦めました。

まあ、捕まえてどうするかまでは、私も考えてませんでしたが。 

 

まぁでも、逃げる時点で、彼らは自分たちのしたことに自覚があるんですよね。

 

エレベーターという密室でその爆竹のせいで、子供や私たちが怪我でもしたら、どうするつもりなんだろうな、と思いましたが、

今こうしてドイツで子育てしてきた中で思うのは、こういう悪行をする子たちは、ある年齢までは少なからずいるし、本人たちはただのいたずらとしか思ってないんですよね。 

 

ただ、悪行を本気で叱ってくれる大人がそばにいるかいないかで、彼らの今後が変わってくると思うのですが、

このとき、人種差別も入ってるだろうと敏感に思った私は、

彼らの今後のことやまた同じ目に合う人のことも考えて、どうしても黙って見過ごせませんでした。

 

  

あれから17年経ちますが、彼らがまともな大人になってることを祈ります。

私のドイツ生活ワースト3、いよいよ第1位は?

さて、第2位もそこそこ衝撃的な出来事でしたが、それを超える試練となった出来事がありました。

私のドイツ生活ワースト3、いよいよ第1位は、

「引っ越し会社に引っ越しの2日前にドタキャンされたこと。」

またドタキャンか、って感じなんですけど。

実はこれにまつわる諸々が、私にとっては、ドイツ生活最大の試練でした。

 

何があったか順にお話ししていきますね。

まず、引っ越し予定日が月曜日か日曜日かはっきり決まらない中で、予約だけはしておきたいと思い、1ヶ月くらい前だったか、どちらかになると両日で仮予約をしていました。

 

その後、引っ越し日が2週間前に決まって、最終決定日を引っ越し業者さんに電話連絡し、お互いに確認し合ってOKだと思っていたのです。

なのに!  

驚くことに、引っ越し2日前の昼に電話があって、ダブルブッキングになっていたから自分でどうにかしてください、とね、ドタキャンされました。

晴天の霹靂(へきれき)とはこのことです。それが、土曜日の昼でした。 

この電話をもらった時には、アパートを明け渡すために、窓の掃除や壁塗りを手伝ってもらっていて、

引っ越し荷物は全て業者に丸投げする予定で組んでいたので、あまりの衝撃に言葉を失いました。 

(ドイツでは、アパートを出る前に壁を白く塗っておかなければいけないルールが多々あります)

 

アパート明け渡し前の最終段階になって、振り出しに戻ったような感覚になり、頭は真っ白。

その日のうちに搬入を手伝ってくれる大人2名以上を探しだし、引越し用トラックを翌日日曜日までにはどうにか手配しなければなりません。

なのに、ドイツは日曜日に店舗がお休みになるのですが、引っ越し用のトラックを貸してくれるレンタカー会社もお休みになることが多く、絶望的でした。 

何から手をつけていいのかわからず、まずは心を落ち着けるために、ドイツ生活の長い日本人の友人に電話しました。

話をするだけで、頭の中が整理されてきて、落ち着きました。その後、ママ友や友人・知人に連絡しまくりました。

それから、ちょうどこの週末は数年に一回ある、娘の親族が集まる大きいグリルパーティとたまたま重なっていました。

元嫁である私も誘われていたのですが、参加できるような状況ではなく、しかし今自分がぶち当たっている問題を解決するために誰かの助けは必要なわけで、このパーティでお世話になっている方々に事情を話しました。

 

 

そんな私の悲劇を知った別の友人(既に日本に帰国していた)は、土地勘があったので、ドイツの田舎でも日曜日でも昼まで営業しているレンタカー会社を遠隔で探してくれました。

それが小さな空港にあるレンタカー会社だったのですが、この会社が見つかったのが、日曜日の営業終了2時間前でした。

当時の自宅から車で1時間の距離。時間を無駄にできないので、HPから予約を入れておいたのが、不幸中の幸いでした。

なぜなら、閉店10分前でも私を入れてまだ3人が列に並んで待っていたのですが、カウンターの担当者はその時点で予約者のみだけ受付始めたのです。

そして、閉店5分前に文字通り私が最後のお客になり、ギリギリセーフでトラックを借りることができたのです。

 

ただ、ここからが一番の難関でもある大試練でした。

それは、私がたった一人で、引っ越し用の2トントラック(しかもマニュアル車)を運転してこなければいけないことでした!

こんな時こそ、せめて元夫ヘルプ!と思ったのですが、さすがドイツ人。

時間制限があったのも理由ではあるのですが、

「そこまでは俺のやることじゃないし。搬入は手伝うけど、それは自分でやって」と言い放ちました。イラッ

ということで、どうしても私が一人でしなくてはならなかったのです。

ま、離婚しているしね、そういう線の引き方が、良くも悪くもお互い様なのですが。

  

ちなみに、私の車の免許証はマニュアル車でとりましたが、10年以上オートマ車に乗っていたのと、そもそもそんな大きなトラックを運転したことがなかったので、ここでもまた絶望的になりました。

  

 

その絶望感は寄せ返す波のように、幾度も襲ってきました。

まず、車は借りたけれども、そもそも両足がアクセルやブレーキ、クラッチに届かず失笑・・。

でも、シートを前に動かしたくてもやり方がわからずに、泣きそうになりました。

それがやっと解決したら、今度はキーを入れた後にトラックは前に進んだけど、今度はどうやってバックさせるかわからなくて、お手上げ状態でした。

しかもドイツのど田舎の日曜日って、空港近くの立地も手伝い、人っ子一人歩いていません。

誰かに聞くにも(トラックのバックの方法をね)、レンタカー会社は営業時間が過ぎていて、そもそも誰も窓口にいないどころか、なぜかカフェもレストランも閉店している・・。

文字通り、空港自体が閉店状態。。さすが田舎だな。 

 

仕方がないからYouTubeでマニュアルトラックの運転の仕方を見ました。

でもこれで過去のマニュアル車の乗り方をすぐに思い出したので、少し気持ちが落ち着いたんですね。 

 

ただ問題は、それでもバックの仕方がわからなくて。

普通「R」と表示されたところにギアを持っていけばいいと思うじゃないですか、それがそのトラックではできなかったのです!

 

 

もうね、この時には世界の果ての荒野にひとりぼっち、生命線であるこのトラックを発見したのに、

運転の仕方がわからないが故に死に絶えるのか・・くらいの絶望感でしたね。

(しかも小さな空港の大型トラックの駐車場は草ボーボーの本当に荒野、あげく真夏の太陽が本当にジリジリ照っていた。マンガみたいだな・・と一瞬思った。)

 

ところがですよ、その絶望の淵にいた私は、

先ほどのレンタカー会社の窓口にいた方が、営業時間終了後に帰宅のために駐車場を歩いていたのを発見したのです。

本当に、荒野に人がいた!って感じでした。笑   

 

で、藁をもすがる思いで走って行き、トラックのバックの仕方を教えてもらったら、

なんてことない、ギアの後ろ側に付いている、赤いボタンを押しながらギアを「R」に戻せばよかっただけだったのです。 

 

この憎たらしい安全装置は、普通に運転席に座っていたら見えないところに、白々しくくっついてるわけですよ。

本気でこの赤いボタンが憎いと思いました。笑

 

そんなドタバタ引っ越し劇でストレスは限界値をとうに超えていたわけですが、もう頼めることは全部誰かに頼みました。

そんな悲劇に浸かる暇もなく、恥もプライドもとっくの昔に捨てている私は、全てを娘の親族の方々に助けてもらいました。

それから、もう一つ。

引っ越し業者が運転できるトラックと、私が運転できるトラックの大きさに差があったため、

トラックに全部乗らないダンボールが山ほどありました。それら段ボールや地下室の片付けは、友だち夫婦が夜遅くまで手伝ってくれました。

今思い出しても泣けてくる、感謝でいっぱいです。

そんな感じで翌日は元夫と元義兄、そして元夫の従兄弟が搬入を手伝ってくれました。

引っ越し当日は、元義姉が手伝ってくれる男性を2人見つけてくれ、トラックの運転と現地荷下ろしは、彼らが助けてくれました。

この時、レンタカーは借りた時に運転する人が私の名前で契約したので、引っ越し当日は再度レンタカー会社に行って運転者の名前の変更手続きしました。(変更手続き料は安かったです)

そんなドタバタ悲劇に、追い討ちを描けるように、もう一つ大きな問題が発生していました。

それは、それまでも色々と大家さんと問題があったのですが、土曜日にバスルームの改築のために壁のタイルを取り外しにきていた彼は、

事前にバスタブとシャワーは残す約束だったのに、ごっそり丸ごと撤収してしまっていたのです。それで当日大揉めしました。。

結局、もう一夜アパートに住めないので、

お風呂がないならうちに泊まりなさいよ、と娘の祖父母や叔母がオファーしてくれて、本当に多くの方々に助けていただきました。

この引っ越し騒動の補足を言うと、ちょうど夏休みに入る週末と重なったのもあって、引っ越し業者はどこもフルブッキングでした。

そして、この憎たらしい大家さんも翌月から自分が夏休みで不在になるから、その前にできるだけ早く自分でリフォームの下地までをしたかったようでした。

私たちも、転校&引越しが決まる大分前に購入していた、日本一時帰国が翌月に決まっていたので、1ヶ月ずらすことができなかったのです。

引越し業者からはもちろん後日返金があり、助けていただいた方々には、全ての方に現金やギフトカード、食事含めて謝礼をお渡ししました。

本当は、引越業者や大家さんに対して、損害賠償を求められる案件でしたが、引越業者に対しては余力が残っていませんでした。

また、大家さんに対しては、まだ私がドイツ永住権をとっていなかったのと、個人事業主なのもあり、後々別のところに影響が出る可能性があり、取りやめました。

ということで、こうして多くの方々の助けのおかげ様で、あの時の試練を乗り越えることができたので、本当に元家族含め、友人の皆さんには、感謝に尽きます。

心からありがとうございます。本当にありがとう。涙

もしかしたら、日本で聞いてくださっている方には驚く話もあったかもしれませんが、

特に引越し話について、私のように元家族がここまで助けてくださる例は、ドイツでも稀かもしれません。

そう、だからワーストワンでありベストワンの体験かもしれません。 

来週は、そんな私のドイツ生活ベスト3をお話ししようと思います。 

 

海外生活をされているリスナーの皆さんの、ワースト3、ベスト3はどんなエピソードでしょうか。

よかったら、コメント欄やメッセージで教えてくださると嬉しいです。

ちなみに国際離婚後、子供を連れて他州へ引越す場合は、父親の了解が必要です。

我が家は過去にあった彼の失態に彼自身が後ろめたさもあったのか、二つ返事でOKでした。

元義両親は驚きましたが、理解してくれました。感謝です。

(sunnyプロフィール)

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「ねぇ、日本を飛び出そうよ。17歳のあなたに伝えたいこと」

17歳前後の等身大自伝本です。

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