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引き寄せ法則タフティと、シングルママ生活で行った成功事例の1つをシェア

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引き寄せ法則タフティと、シングルママ生活で行った成功事例の1つをシェア

ドイツ在住10年以上、子供が成人し、シングルママ子育てを卒業したSunnyです。

最近、ひょんなことから「タフティ」のことを耳にしたので、本を聞き読みしています。

ご存知ない方のために、簡潔に「タフティ」のことを説明すると、「タフティ・ザ・プリーステス」の著者である元量子物理学者であるヴァジム・ゼランド氏が、主人公である「タフティ」を語り手に、現実を意識的に選び取るというユニークな視点から人生を創造する方法を説いた、ロシア発のスピリチュアル実践法です。

個人的には「スピリチュアル」という表現は、地に足の付いていないフワフワした感じが付きまとうので好きではないですが、著者が量子物理学者だったので、地に足が付いているだろうと想定して聞き読みし始めました。

ですが、はっきり言ってクセがありすぎて、理解することが追いついていません。。

具体的にどこが一番クセがあるのかといえば、この独特な表現。

「私の愛しいお馬鹿さん」

「私の愛しい変わり者さん」

「私の愛しいろくでなしさん」

「私の愛しい可愛い人」

・・・

わりと頻繁に、この奇妙な表現で読者を呼ぶのです。

それはまるでモラハラの如く、読み手(聞き手)の自尊心を傷つけるのです。

また、

「私は、タフティ。あなたの巫女です」の通り、彼女のポジションを明確にするフレーズを何度か言い放った上で

「私自身があなたを飲み込んでしまうこともできるのです」など、

サイコパスの如く、読み手(聞き手)に気持ち悪い感情を抱かせるのです。(ついでに黒髪おかっぱ頭の赤い顔、という謎の出立ち。笑)

それから、後方部分の三つ編みを上下させる、などの描写もわかりにくい。

ただ、著者がロシアの元量子物理学者というのが引っ掛かり、

・宇宙関連の話では必ず出てくる国であるロシアの出身

・引き寄せの法則を科学的に証明するとしたら、量子物理学が基本にある

というので、好奇心で上記の頻繁に出てくる奇妙な表現に何度もつまずきながらも、90%ほど聞き読みが終わりました。(笑)

で、いちいち表現に躓くことが多かったので、90%聞き読みが終わったとて、冒頭に書いた通りこの本の内容をまだはっきりと理解していません。それでも、自分の中で残った共感できた部分をサクッとシェアしたいと思います。

2000年代初頭の引き寄せの法則ブーム「ザ・シークレット」

「タフティ」の本と同じカテゴリーとして「引き寄せ」のブーム?ともなって記憶に残っている本があります。

2025年になり、もう「引き寄せ」という言葉も一般化している現代ですが、日本では2007年に出版されたロンダ・バーン著の「ザ・シークレット」は引き寄せ本としても話題になりました。

ご存知ない方のために完結に説明しますと、「ザ・シークレット」は、成功者たちが願望実現のためにしてきたことを、各エピソードと共に紹介している本です。成功者は元々は普通の人であり、中にはホームレスだった方や、大事故で再起不能と診断された方も出てきますが、全員が引き寄せの法則を使って、不可能を可能にしてきたことを話しています。

私は当時このDVDを購入し、何度も何度も見ました。

シングルママ生活の最初の大きな一歩は「ザ・シークレット」に助けてもらった

そんな「ザ・シークレット」が超話題になっていた2007年、私はどん底の真っ只中にいました。ちょうど日本とドイツで国際別居が始まった頃でした。

過去の記事でも書いていますが、実家のゴミ屋敷を片付けること一年。別居二年目に国際離婚が成立すると同時にパートタイムの就職ができ、あとは実家から一刻も早く出ないといけないと思っていた頃でした。

ただ、毎日起こるあらゆる感情の波(怒り、迷い、悲しみ、絶望感など)に飲まれやすかったので、自分の未来にフォーカスすることができずにいました。

そんな中で出会った「ザ・シークレット」。

そこで見つけた「起こってほしい未来の準備をすること」

シングルママ一年目。私が最初に抱いた願望は?

話を順序立てて説明した方が伝わりやすいので、順番に説明しますね。

人生どん底だった当時、私が唯一わかっていた願望は、

「実家を出るために、①格安に ②安全に ③快適に 暮らせる住まいを見つけること」

当時の状況から考えると、なかなかの非現実ぶりな願望に、どうしたらいいかわからない毎日が続いていました。

それもそのはず、当時の私のスペックはこんな感じでした。

・離婚予備軍(すでに別居中)

・パートタイムワーカー

・小さな子どもあり

・子育ての強い協力者になり得る家族は当てにならない

この状況で、そもそも入居審査には通らないだろうと見越していました。

また、自分のパートタイムの給料だけでは、今後の生活は苦しいままだろうなとも思っていました。

なので当時希望していた以下の条件は、到底叶わないだろうと、最初から諦めていました。

・格安

・安全(日本は小学生が徒歩通学するので、安全面を考えて学校からの距離)

・快適(日当たり良好・隣人が良い人たち)

格安なら辺ぴな地域のボロアパートしかないし、安全面を考えれば、それなりに予算を上げる必要がありました。

ただ、日当たり良好であることは絶対条件の1つだったので、上記を考慮すると絶望的でした。

シングルママ一年目。不可能と思われた現実を動かした方法

そんな中で出会った「ザ・シークレット」。

今思うと、当時の巡り合わせについては、今回の話題である「タフティ」にもつながるのですが、当時私の中では「格安、安全、快適」なアパートを見つけることは常に切望していて、クリアな願望でした。

話が前後しますが、そこで私は手に入れたい環境を実現するために、「ザ・シークレット」で書かれていた「起こってほしい未来の準備をすること」にしたのです。

具体的に何をしたかというと、今の自分がどんな状況であれ「半年後には引越ししている」ことを想定し、それに向けて半年後まで使わない季節ものを引越し用ダンボールに詰め始め、身の回りのものを整理し出したのです。

物件探しはおろか、物件さえ見つかっていないのに、です。

つまり、

「引越しをしたい」=「物件を探す」→「引越し準備をする」

という流れから

「引越しをしたい」=「引越し準備をする」→「物件を探す」

という風に行動の順番を変えたのです。

すると、驚くことに徐々に現実が動き出したのです。

不可能が可能になった経緯。そして挫折と奇跡。

クリアな願望を持っていると、脳が自動的にそれに関する情報を見つけるようになります。(脳にあるRASという組織が働いてくれます)

当時、引越し準備と同時に、自分がした行動でその後のステップに一番大きな影響を及ぼしたなと思うことが1つあります。

それは

「普段読むこともなかった、市役所からの定期新聞を何気なく隅々まで読んだこと」でした。

そして、引き寄せの法則よろしくの如く、私が望んでいた願望につながる情報を見つけたのです。

そこには、「市営住宅の抽選会」という言葉がありました。

ちなみに、市営住宅は条件が良い物件が多いのでなかなか空きが出ず、空きが出ても応募者が多すぎるので、大体抽選かウェイティングリストで何年も待ち続ける必要があります。

そして次々と小さな奇跡が積み重なっていきました。

1つ目の奇跡

市営住宅が「抽選式」。

ということは、「今すぐ」必要な人にとっても平等に「運」が回ってくるということです。

2つ目の奇跡

市営住宅の応募資格条件に合致。

市営住宅の応募条件に最低&最高月額収入額があるのですが、私の場合は当時まだパート勤務だったので月額収入が少なく、応募条件に合致していました。(15万円以下。今思うと恐怖)

そこで私は1度目、意気揚々に子どもと一緒に抽選会に参加しました。

そして、あまりの幸運的チャンスを目の前に、緊張のあまり強く願いすぎて、手に汗握る勢いでドキドキしながらビンゴマシンを回し、

見事に落選します。。

「タフティ」を読むとわかるのですが、これがまさに「願望への執着」となり、エネルギーの平衡感覚が崩れ、逆に願望を遠のかせたのです。

当時は、まだこの落選結果の原因について「運が悪かった」と肩を落としただけだったのですが、再度次のチャンスを掴めるように、日常的に「ザ・シークレット」をみて、マインドの使い方のおさらいをしていました。

すると、その3ヶ月後になんと驚くことに、また「市営住宅の抽選会」のお知らせに目が止まったのです。

そして、市営住宅抽選会参加権をまたもらえたのです。(単に俗にいう”貧困層”に片足を突っ込んでいたからなのですが・・)

3つ目の奇跡

市営住宅抽選会の参加権を入手!

何度も書きますが、市営住宅は条件が良すぎる物件が多いので、通常は空きが出ることの方が珍しいです。

しかも、この2度目の抽選会は仕事を休むのが難しかったのですが、なんと市営住宅の抽選会に参加できない場合は、市役所の担当者の方が代理でビンゴマシンを回してくれるということでした。

4つ目の奇跡

抽選会に参加できなくても、市役所の方に代理を頼めた。

(ドイツだったら裁判沙汰になりそうなので、こんな親切絶対にないと思いますが)

やるべきことを全てやって流れに任せたら、奇跡が起こる

そして、奇跡が起こりました。

やるべきことを全てやって流れに任せたら、なんと市営住宅への抽選に当選したのです。(5つ目の奇跡

自分で会場へ行けば変な力が入ってしまう。そのことがわかっていたので、なんなら市役所の方に任せちゃえ!と直感的に思ったのですが、まさにこれが今でこそあらゆる引き寄せ書で目にする、「やるべきことを全てやったあとは、願望に執着せずに流れに身を任せる」ことでした。つまり、願望を一旦手放したのです。そのため、願望への執着エネルギーが均衡になり良き結果が起きたのです。(この辺りは著者の別の書籍である”トランサーフィン”について、解説書がたくさんありますので参考になるかと思います)

この時、あまりにもあっけなく自分の願望が達成できたことに、驚いたものです。

私たちが住んだ市営住宅は、まさにママ友さんたちから羨ましがられるほど、日当たり良好、静かな環境、学校から近く、庭付き一戸建てのような作り、そして格安、という物件でした。

当時、シングルマザー1年目。

この成功体験があったからこそ、異国でのシングルママ生活で困難にぶち当たったときも、これまでの数多くの成功体験が自信になり、良き方向へと舵取りができたと思っています。

ちなみに、ドイツ国内の引越しは何度かしていますが、直近の引越しは、この当時と同じ方法で行いました。そして、自分も驚くほどの素敵な新築マンションに巡り合い、旧住居明け渡し10日前に今の新居への入居が決まりました。(長年のピンチをチャンスにする経験のおかげだと自画自賛です。笑)

奇跡は思いの外、日常で起こせるもの。
そしてその奇跡を起こすかどうかは、あなたの「視点」にかかっているのです。

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