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【コロナウィルス】ママ友との価値観の違い対処法。感情観察と断る勇気。

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【コロナウィルス】ママ友との価値観の違い対処法。感情観察と断る勇気。

シングルマザーでもワンオペ育児でもそうでなくても、どこの国に住んでいても、子育てをしていく上でママ友の存在は大きいですよね。

そんな子育てに切っても切り離せない存在の「ママ友」との「コロナウィルスにおける価値観の違い」について、最近考えさせられることがありました。

多くの(もしくは地球上に住む全ての人の)生活を、多かれ少なかれ一変させたコロナウィルス。

私にとっては、考え方・生き方・価値観を見つめる機会になっています。

 

 

2人のドイツ人ママ友。まずは真逆の価値観比較を。

前提として、ドイツ人・日本人に関わらず「価値観」とはその人が育った環境や経験などに左右されるものなので、一概に「ドイツ人」と”人種”での大きなくくりで表現するには、若干の語弊が生じるかと思います。ですが、事実「ドイツ人のママ友」なので、そう表現します。

「価値観」

どのような物事に価値を認めるか、という個人それぞれの判断基準を表す言葉。対人関係において、何に価値を見出すかという点が他人と異なることを「価値観の違い」と表現することがある。また、自分が持つ価値観を他人に押し付けることを「価値観の押し付け」と言う。

(参照:weblio国語辞典より)

 

ドイツで子育てしていれば、ドイツ人のママ友の一人か二人くらいはできるかと思います。

私の場合は、娘が通った前の学校と今の学校で出会ったドイツ人ママ友が何人かいますが、その中でも特に全く真逆の考えを持つ2人を取り上げてみたいと思います。

 

ママ友A
「娘の祖父母にうつるといけないから慎重に行動したいわ。夏休みの旅行もドイツ国内だけにするつもりなの」

※バイエルン州は今週から夏休み突入です。ドイツ国内でも最後の方。

sunny
「うん。同感。私も行動は慎重にしたいし、うちも夏休みだけど今年いっぱいは国外移動はしたくないかな。」

 

そんなママ友Aとは、他のドイツ人ママとは滅多に感じたことがない「笑いのツボ」も合う友人。子どものことだけじゃなくても、人生全般において色々な話をオープンに気兼ねなく話ができる良い友人の一人です。

 

一方。

 

「私、マスクつけるの本当に嫌なのよね。耐え切れなくなっちゃう。あ、そうだ。あなた今年の夏には日本に行くの?うちは夏休みはオーストリアに行くの。帰ってきたら、うちに泊まりに来ない?」
ママ友B

※ドイツは現在も店内ではマスク着用義務があります。欧州内移動は緩和されました。

sunny
(まじか?!オーストリアで、もしコロナウィルスにかかったらとか全く考えずに誘ってるよね?ていうか、このコロナ禍の状況で夏に日本に行くチケットを買うっていう発想になるか?)「うーん、お泊りは遠慮しようかな。日本には行かないよ。」

※オーストリア感染者数20,472人(2020年7月27日時点)

※ドイツ感染者数206,741人(2020年7月27日時点)

 

ママ友Bは、そもそも旦那さんも含めて、超楽観主義。別の表現をすれば若干「自己中心的」

今まで数え上げればきりがないくらいドン引きするような提案・発言のあるママ友で、私の中では要注意ママ友です。(でも子ども同士が超仲良し。。)

 

ぶっちゃけ、ドイツとオーストリアの感染者数や死者数を比較すれば、桁違いにドイツの方が多いので、実はドイツ国内旅行の方が危険と言えば危険です。

 

ただ私が懸念したのは、このママ友Bファミリーと最近数時間過ごしたときに感じたのは、「ただ政府が決めたルールをギリギリ守るだけであり、さっさと元の生活に戻りたい」というフラストレーションのようなもの。印象としては、ドイツに限らず、どこの国でも同様な感じなのかなと思います。(誰でも大なり小なり感じていることかと思いますが)

 

ママ友Bファミリーに関しては、「自分が感染源になったら?」までは考えないようで、ある意味お泊りのお誘いも私にとっては「失言」ともとれるわけです。

 

コロナ禍の中、価値観の違いが浮き彫りになったママ友からの招待に衝撃だった。

そんなママ友Bファミリーに、最近ものすごく悩まされたお誘いがありました。(ママ友Bは、以前住んでいた町でのママ友で我が家から車で2時間半、200kmの距離に住んでいる)

順に箇条書きします。

  1. 以前の学校での総勢60名が集まる、室内でのセレモニーへの招待。
  2. その後、大型バイキングレストランでのランチ招待。総勢約7名
  3. 更にその後、室内ボーリング場でのボーリング大会参加招待。総勢7名

一番びっくりしたのは、感染したら死亡率の高い80代後半の自身のお母さんも、上記全てに同行する、ということ。(お母さんの意思かと思いますが)

補足情報として、

  • 1は、所属する宗派にもよりますが、14歳になったら必ずする宗教的なセレモニーで、学校内でのイベント。
  • 2は、一応テーブル席で目の前で新鮮な具材を調理してくれる形式。
  • 3は、読んで字のごとく、誰もが履くボーリングシューズをレンタルし、誰もが触れるボーリングボールを使うもの。
  • 補足で、やたらジョークが好きな旦那さんとそのご兄弟がいて、マスク嫌いな皆さまは大きな声でしゃべりまくり、ベタベタハグし合いボディタッチし合い、笑い転げる状況。(ツバが飛び散らかる)

長いことドイツでも行動規制があったものの、近隣諸国(イタリア・フランス・スペインなど)の外出禁止や行動距離規制に比べれば、ドイツは比較的行動規制は緩い方だったかとは思います。

 

今月からは、上記全ても条件付きでOKになったので、ルール上は全く問題がないのですが、昨日と今日で状況が全く変わったかと言えばそうでもないわけで、人々の気のゆるみが感染拡大に拍車をかける心配がぬぐえない私。

 

ママ友との価値観の違いで悩んだら。自分の気持ちをまずは観察。

そもそも特別な信仰を持たず、もともと人付き合いが苦手で引きこもりの在宅ワークが天職だと思うほどの私は、1.の「以前の学校で総勢60名+宗教的行事」に参加すること自体、すでにワクワク感ゼロでした。

 

でも、娘はどうしても行きたい。

どうしたものか。

 

ということで、私が自分が気の進まないことがあるときによくやるのですが、自分の心の動き(感情)を観察してみました。

以下、心の動きの観察結果です。

①私は、行きたくない。ルール上はOKだが感染も心配。

②でも、私も招待されているのに断ることに罪悪感、大。

③行けば楽しいかもしれない。

④いや、ママ友Bファミリーと丸一日一緒は絶対無理。(カオスすぎて超絶疲れる)

⑤そもそも、その後片道200kmの距離を帰宅せねばならない。

⑥一生に一回のセレモニーだし、やっぱりその場にいるべきか・・。

⑦いや、マジで疲れるのが目に見える。それに、娘の祖父母に会う予定もあるから自分が感染源になりたくない。

⑧ていうか、そもそもこういう状況なのに、「何で誘ってくるんだ?」

 

・・・最後は「怒り」に変わりました。笑

 

「怒り」の感情は自分を知る良いきっかけ。

感情のコントロールは、自営業で生計を立てている方でも、会社勤めをしている方でも、イヤイヤ期に限らず子育て真っ最中の方にも、チームワークでお仕事をされている方でも、どんな状況の方にも必須スキルかと思います。

 

私の場合、感情のコントロール(主に怒りと恐れ)がきちんとできていないと売上の数字にすぐに出るので、上記のようにモヤモヤすることがあると、自分を見つめることを日常的に行っています。

 

今回出てきた感情は、「怒り」。

その「怒り」の感情を俯瞰(ふかん)して注意深く見ていると、自分が何を大切にし、何に価値を置いているかという、「自分の価値観」が分かるようになります。

 

「何で怒りを感じるのだろう?」という自分への質問を投げかけ、感情を探っていきます。

私の場合・・

①出会って8年。今までも散々あったけど、状況を考えずに「自分の都合で」しか誘ってこない傲慢さに腹が立つ。

②私の仕事の段取りとか、前泊するために娘の祖父母にアポ取りとかあるけど、そういう状況を想像できていないということに、軽く見られている感があって、たまらなく腹が立つ。

③人として大切にされていない感があって、腹が立つ。

④誘えば来ると思われていることに、腹が立つ。(人集めのコマにすぎないのか?)

⑤そもそも、「自分(たち)さえ楽しければ良い」的な、その何も考えてない感に、無性に腹が立つ。

 

ということで、自分の中での「価値観」が出てきたところで、

sunny
やっぱりこの人、無理。無理して一緒に過ごすだけストレスになるから、断ろう!

という結論に至りました。

 

ママ友との価値観の違い。断ったところで何も起こらない。安心して自分を大切に。

一生に一度しかない娘の友人の14歳のセレモニー含め、私の参加は全てキャンセル希望を出すことは、結構勇気がいりました。

理由は明確に伝えました。

  • 宗教的な行事に抵抗があること
  • 緩和はされたとはいえ、コロナ禍で大人数で室内で行うことに抵抗があること
  • 諸々自分が疲れるのが目に見えること

ただ、すでに娘に提案されていて娘が行く気満々だったので、「娘は参加」という選択に。(この時点でコロナ感染を避ける点では意味がなくなりますが)

 

ママ友Bの良いところは、そういうキャンセルでも

「OK。あなたがいればいいけど、キャンセルするのも理解できるわ。そしたら、早めに我が家に来てお茶でもしていって」
ママ友B

と、気軽に言ってくれるところ。

(ちなみに、どちらにしても祖父母宅に私も娘も前泊したのと、祖父母宅からママ友B宅までは車で15分の距離)

 

そう。断ったところで、別に何も起こらない。(むしろ彼女は替え玉を投げてくるが)

彼女みたいなタイプは「人を嫌う」というバーが低い傾向にあるかと思いますが、私がいわゆる「繊細さん」なら彼女は「非繊細さん」になりますね。

私のような「繊細さん」は、まずは「自分の気持ち」を大切にしましょう!

 

まとめ

子ども同士が超仲良しなのに、相手のママさんとは気が合わない!なんてことありますよね。

子ども同士だけで遊べたり、子どもを預けても大丈夫なのであれば、そんな時は遠慮なく断っちゃいましょう!

日本人同士だと「私は無理だけど、子どもはよろしく」は人間関係に角が立つかもしれませんが(その分、別のところでフォローが必要かと思う)、ドイツの場合は「個人主義」の国なのでむしろ嫌々行くこと自体、理解されません。

 

私のドイツ人ママ友との人間関係に悩む時に、たまに話を聞いてくれる元義母からは

Oma(ドイツ人祖母)
「あなた、その気持ちはただ相手に伝えればいいだけのことよ。あなたの本心を知ることは相手にとっても良いことなのよ」

と、諭されます・・。日々精進な私。

「人のふり見て我がふり直せ」という言葉も頭によぎったので、自分の中にママ友Bと同じ部分がないか見つめなおそうとも思いました。

 

ちなみに・・・

ママ友B宅に、提案されたお茶をするため、彼女から指定された時刻に行ったら、家族全員の朝食がまだ始まってもおらず、その後、セレモニーのために家を出る40分前くらいに、主役のママ友B娘のドレスの丈が長すぎて(ということを当日まで確認もしていなかったらしい)、私が一人で黙々と丈直しの裁縫をすることになったんですけどね。。

(こういうカオスなところが、彼女を全く好きになれない原因の一つ。段取りの悪さにも腹が立つけど、本当に大切にされていない感があって、ガッカリする)

 

会うのは一年に一回くらいでいいや(何ならもう会いたくない)と再確認した出来事でした。

 

(sunnyプロフィール)

 

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