
※2023.07.10の音声配信要約記事です。
先週、ベルリンに行ってきました。娘のSTARTUP TEENSの全国大会が目的でしたが、その後に延泊し、一人時間を満喫。久しぶりの友人との再会や、ミュージアム巡りなど、盛りだくさんの旅になりました。
東ドイツの面影とベルリンの壁
ベルリンの街には旧東ドイツの名残が色濃く残り、ベルリンの壁も至るところに点在。路面電車から眺めるその光景は、歴史の重みを感じさせました。
壁の向こう側で生活していた人々のことを思うと、「自由」というものがどれだけ貴重なのかを改めて実感しました。今も街のいたるところにある歴史の跡は、過去と現在をつなぐ大切な記録だと感じました。
シングルマザーの旅のリアル
シングルマザーは、基本的に全て一人でこなすことになるので、子どもが小さい頃は、長距離旅行を避けていました。旅は楽しいけれど、計画や準備を始め移動自体も大変。電車や車で子どもを飽きさせない工夫、ご飯の手配、移動ルートの把握など、考えることが多すぎて気軽に出かけられませんでした。
でも、子どもが成長すると、一人旅もできるようになり、今回のような自由な時間を楽しめるように。子どもが中学生になったあたりから、やっと遠出の選択肢が増えた気がします。
印象的だったミュージアム
行ったことのない土地に行くと、ミュージアムにはほとんど必ず行っています。今回は首都ベルリンということもあり、興味深いミュージアムにいくつか出会いました。
・DDRミュージアム:旧東ドイツの暮らしをリアルに体験。社会主義時代の生活がどんなものだったのか、リアルな展示が印象的。

・Museum für Naturkunde (自然史博物館):恐竜の骨格標本は圧巻!大人も子どももワクワクする空間でした。(毎月第1日曜日は無料)

・ フューチャリウム(Futurium):未来の環境や建築、テクノロジーの課題について考えさせられる展示。ここは「これからの世界」を知る上でとても刺激的でした。(無料)

・ボディワールド(Körperwelten Berlin):人体の構造をリアルに展示。特に「人が死の間際に後悔すること」のプレートが心に響きました。筋トレや整体をされている方にも、面白いところかと思います。

人生の最後に後悔しないために
ボディワールドの展示の中で、人が亡くなる直前に後悔することが書かれたプレートがありました。その中でも特に印象に残ったのが以下の5つ。
- 「もっと自分の人生を生きればよかった」
- 周りの期待ではなく、自分の気持ちを優先すればよかった。
- 「仕事を減らし、家族との時間を大切にすればよかった」
- 仕事の忙しさに追われず、もっと家族と向き合う時間を作ればよかった。
- 「もっと自分の気持ちを表現すればよかった」
- 言いたいことを我慢せず、もっと素直に伝えればよかった。
- 「友達とのつながりを大切にすればよかった」
- 連絡を取らずに疎遠になってしまった友人と、もっと会えばよかった。
- 「自分が幸せになることを許せばよかった」
- 他人の目を気にせず、もっと自分の幸せを大切にすればよかった。
これを読んで、「幸せは環境ではなく、自分の選択次第」だと改めて実感しました。
まとめ
「いつか」ではなく「今」。
行きたい場所には行く、会いたい人には会う、やりたいことは後回しにしない。そんな生き方をしたいと強く感じた旅でした。
詳しくは是非ラジオの方をお聞きくださいね。
最近のコメント