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#77🇩🇪ドイツと日本の残業の違い(Podcast要約記事)

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#77🇩🇪ドイツと日本の残業の違い(Podcast要約記事)

※2024.04.06の音声配信要約記事です。

さて、4月に入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?日本では、学校が始まったり、新社会人の方々が新たなスタートを切ったりと、いろいろと切り替えの季節ですよね。

ドイツでは、6月、7月、8月あたりが切り替えの季節となり、夏休みが始まり、終わる時期でもあります。ですから、新しい始まりの季節としては、夏から秋、特に8月や9月が多いです。日本の春とは異なる、文化的な違いも感じます。

今日は良い天気だったので、屋外で収録しています。娘と私が見つけた秘密の場所で、今日は26度と温かい日となっています。森の中で鳥の声を聞きながら、自然の中で収録しています。場所はミュンヘン南部にある美しい場所で、交通量が少なく、静かな環境です。イタリアやオーストリアに近いこともあり、遠くにアルプスの山々が見えて綺麗です。

残業とライフワークバランス

最近、日本の会社から電話を受けたのですが、ドイツ時間の午後3時でした。現在は日本との時差は7時間なので、日本では夜10時だったんですね。その時点で、この時間帯に仕事をしている方々がいることに結構驚きました。

日本では、夜10時まで会社にいることが普通である可能性がありますが、ドイツではほとんどあり得ません。法律に違反する恐れがあり、企業が罰金を支払わなければならない場合もあります。そのため、ドイツの会社では、夜10時に会社に残る人はほとんどいません。

なので電話を受けた時は、「気の毒だな」と感じました。新社会人なのかもしれませんが、夜遅くまで働くことが当たり前だと思い込んでしまうのは、危険ですよね。もし自分の子どもがそのような状況に陥っていたら、親としては助けたいなと思いますよね。私は元々、仕事に打ち込むタイプだったので、過去にはバーンアウト(燃え尽き症候群)を経験したこともあります。そのため、無理して働きすぎることの危険性がよくわかります。

もし、自分が心からやりたいと思っている仕事で、楽しくて時間を忘れるような仕事をしているのであれば、それは素晴らしいことだと思います。しかし、スキルアップやキャリアアップを目指すためにオーバーワークをしているのであれば、その結果として心身のバランスが崩れてしまうことになります。私自身が過去にそのような状況に陥った経験があるので、無理は禁物です。

親目線で思ったこと

もしみなさんの周りの特に家族や友人、子どもたちが、会社の雰囲気にのまれ「遅くまで働くのが普通」というものに納得してしまっているのであれば、立ち止まって考えてもらった方が良いかもしれませんね。

また、自分が頑張りすぎていると感じたら、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。ドイツでは、企業家やスタートアップの環境では多少過酷な働き方をすることもありますが、毎日続くわけではなく、オンとオフの切り替えがしっかりとされている印象です。

ライフワークバランスを大切にして、心身ともに健やかに過ごしてほしいと強く思います。頑張ることは素晴らしいことですが、そのためには心のケアや休息も忘れずに取り入れるのは忘れないことが重要ですね。もし周りに頑張りすぎている人がいるのであれば、気づいてあげて、一度話をしてみてください。自分自身の健康を大切にして、人生全体を楽しみましょう。

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