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#54 🇩🇪STARTUP TEENS 全国決勝大会参加&裏話 (Podcast要約記事)

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#54 🇩🇪STARTUP TEENS 全国決勝大会参加&裏話 (Podcast要約記事)


※2023.07.02の音声配信要約記事です。

今日は、ベルリンのMuseum für Naturkunde(自然路博物館)、通称フンボルト博物館のカフェからお届けしています。ここは、恐竜の巨大な骨格標本がそのまま展示されていることで有名なミュージアム。ホテルの近くにちょうどいいカフェが見つからず、せっかくなのでここでひと休みしながら書いています。館内は朝の開館直後で、少し賑やかですが、その雰囲気も楽しんでいただけたらと思います。

STARTUP TEENSの全国決勝大会に娘が参加!

さて、今回のメイントピックは「STARTUP TEENSの全国決勝大会」についてです。先週金曜日、ドイツの若手起業家を目指す10代が集うこの決勝大会に娘がノミネートされたので、参加してきました。

今年は4,500人、913組のビジネスアイデアがエントリーし、7つのカテゴリーに分かれて競いました。決勝には、各カテゴリーでオンライン投票の上位2組と、20名の審査員が選んだ1組、計3組が進出。

娘の場合は、オンライン投票で上位に入り、さらに審査員の選考を経て決勝進出を果たしました!その瞬間、母として胸がいっぱいに。彼女が自分の力でここまで進んできたことが、本当に誇らしかったです。

起業を目指す10代たちの熱気

決勝大会では、10代とは思えないほど完成度の高いビジネスアイデアが次々とプレゼンされ、会場は熱気に包まれていました。

「すぐにでも実現してほしい!」と思うものばかり。実際、過去の参加者の中には、ここから本当に事業を立ち上げた人も多いそうです。子どもたちが自由な発想で未来を切り拓いていく姿に、感動と刺激をもらいました。

(追記)2025年3月現在、この大会で優勝した子たちは、すでに起業してビジネス展開しています。娘も会社経営されている若手の起業家の方をビジネスパートナーに迎え、事業登録してプロジェクトを進めています。

決勝大会に向けての準備

大会を通じて、娘は「自分のアイデアをどう伝えるか?」を深く考えたようです。以前にお話したバイエルン州の大会で3位を受賞したので、その際に繋がっていただいた、某企業の副社長の方や、実際に起業して会社経営をされている若手の社長の方、職業訓練(Praktikum)でお世話になった上司の方々からサポートしていただけたことに感謝です。

前日の新幹線の移動中にも上記メンターの方々とのミーティングをしてプレゼンの技術はもちろん、当日の朝も最終段階の練習を積み重ねました。

また、「自分が思い描く未来を形にする」という経験が、今後の人生に大きく影響するはず。私も彼女の成長を間近で見られて、とても嬉しかったです。応援していただいた方、サポートしていただいた方々に感謝でいっぱいです。

まとめ

「子どもだから無理」と思われがちな起業ですが、実際には若いうちからチャレンジできる環境が整っています。ドイツのように、10代からビジネスを学べる場があるのは素晴らしいこと。

そして、親としては「子どもの可能性を信じて見守ること」の大切さを改めて感じました。これからも、娘がどんな道を歩むのか楽しみです。

音声では、大会の裏話や娘の気になる驚きの結果など、もっと詳しくお話ししています。興味がある方はぜひ聞いてみてくださいね。

2023年の優勝者はこちらで確認できます。

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