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我が家がシュタイナー学校から転校を決めた理由とは?【学校との相性】

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我が家がシュタイナー学校から転校を決めた理由とは?【学校との相性】

Waldorfschuleで必要な自作のMäpchen(筆箱)

日本ではブランド力の高いシュタイナー教育。そのシュタイナー教育発祥の地、本場ドイツでドイツシュタイナー教育機関のWaldorfschule(シュタイナー学校)へ、娘は5年間通いました。

日本では、一般的に素晴らしい教育方法の一つとして紹介されているのですが、意外や意外、ドイツ国内ではその教育方針について一定数の批判の声もあります。

ですが、まずは誤解がないように大切なことなので何度も書きますが、公立・私立関係なく、どんな学校でもどんな教育方法でも、子どもと学校の相性が良ければそれで良いかと思います。批判があっても自分の子どもに合っていて、子どもの個性が尊重され成長しているのであれば、気にしなければいいだけのことです。

ただ、あれこれと情報を収集しすぎて思考停止になったり、はたまた一番大切な子どもの個性を見極められずに、誤った学校選択や教育をし続けることだけは避けてほしいなと、おせっかいながらにも思います。我が家は過去に半分そうなりかけたので。

ということで、そんなドイツのシュタイナー学校で貴重な体験をした我が家の娘が、どうして転校を決めたのか?

たまに質問されるので、過去に別サイトで綴っていた記事(今は非公開)を元に、簡潔にまとめたいと思います。

簡潔と言っても長文です。目次をクリックしていただければ、該当箇所に飛んでいきます。

シュタイナー学校3年生の頃から、学校に対する娘の不満は募っていった。

まず、前情報として以下があります。

  • 娘と一緒に日本に住んでいた頃、日本の小学校2年生の5月まで通っていた。
  • ドイツへ移住した頃にドイツ語力がゼロだったので、再度ドイツの1年生から入学しなおした。(ドイツでは子どもの成長スピードにあわせて入学時期を遅らせたり、早すぎる入学により勉強についていけなかった場合も、留年が普通にあります)
  • 1年生の頃はドイツ語が全く分からず、休み時間は一人ぽつんと子どもたちの輪から離れたところに立ち、子どもたちの会話を観察してドイツ語のヒントを自分なりに体得していった娘。(←本人&担任談)
  • 2年生になる頃には、放課後に友だちと頻繁に遊ぶようになり、シュタイナー学校特有の授業の一つでもあるHandarbeit(手仕事)授業が特に好きで、編み物を楽しんでいた。
  • 2年生が始まってすぐ頃から、放課後の自宅での時間がたっぷり余っていたのと(帰宅が毎日13時)、娘の勉強意欲があったので、進研ゼミの「子どもチャレンジ海外受講」に入会して、自習勉強をしていた。

そうして迎えた3年生。

その頃からだったか、娘はシュタイナー学校での授業について不満を訴えるようになっていました。

算数が好きだった、当時の娘が抱えていた大きな不満は、

  1. 先生の出す算数の問題が簡単すぎる。(3年生当時でまだ二桁+一桁の足し算や、掛け算は一桁×一桁)
  2. クラスの学力を知るための簡単なテスト(通常シュタイナー学校ではテストも点数もないのだが)の点数公開を、クラスの勉強についていけていない数名の子どもたちが反論し、うやむやになった。
  3. 教科書のないシュタイナー学校だが、算数のワークブックを初めてもらい、楽しくて家でも学校でもどんどん解いていたら、担任の先生に「そんなに勉強しなくてもいいんだよ。」と諭された。

当時は、私の仕事が猛烈に忙しすぎたのと、仕事に関するドイツ語びっしりのペーパーワークに忙殺されていた頃で、毎月あるElternabent(保護者会。毎月あるのはシュタイナー学校だけ。しかも20:00-22:00)だけは、ほぼ参加していたものの、娘の心のケアにまでは、私の精神的余裕がない頃でした。

ですので、あろうことか

sunny
「そっか。でも、そのうちもっと難しい問題を習うと思うよー。」

と軽く答えていました。。

それは、シュタイナー学校卒業生のドイツ人元夫や、5人の子どもを全てシュタイナー教育環境で育てあげた元義母に相談したときも、同じような回答をもらっていたので、多忙すぎた私は、娘の不満をそれほど重く受け止めておりませんでした。

シュタイナー学校3年生。娘のクラスは学級崩壊していた?

元々、すでに私と娘の2人暮らしが大分長いのもあるのか、親子というより信頼できる友人のような、私たち親子にはそんな感じの絆があり、娘は学校であったことを、毎日の食事の時間にあれこれと話してくれていました。

その話の中で、毎日クラスの中でTVドラマのような出来事が繰り広げられていることを知りました。

最初は、海外あるあるのぶっ飛んだ内容で私も娘も面白がっていたのですが、そのうち「これはまずいな」と思うことがありました。いくつかありますが、簡潔に言うと以下の通りです。

  • 特定の女子同士のいじめ(派閥争いに近い)
  • いじめを発端に、保護者同士のいざこざ
  • 個性の強い女子が授業の足を引っ張る
  • どの先生も娘のいるクラスに代替えで入ることを断る
  • 文字の読み書き、算数の計算が著しく遅れていた

元々、個性を尊重するシュタイナー教育。成長と共に、こども本人自身が自己成長していくことを促すアプローチが多いため、クラスでの人間関係においても、先生と子どもの信頼関係についても、厳しいところがないなと感じていました。

女子同士のいじめと、いじめによる保護者同士のいざこざ

シュタイナー学校は12年間クラス替えがなく、担任の先生も7年生まで同じなのですが、娘のいたクラスでは2-4年生の間は女子同士の陰湿ないじめがありました。ただ、どこの国でもどこの学校でも似たようなことかと思いますが、いじめをする女子は隠すのが上手く、いじめられる女子は日常的になっているので、慢性化していました。

日本と違うのは、いじめられている女子も強いので、女子数名から辛辣(しんらつ)なことを言われても、辛辣な言葉で言い返すかまたは自己肯定感が強い子がいじめられている場合は、気にもしない→それでまたいじめられる、ということの繰り返しが続きました。ただ、これはどちらかというと、クラスの目立つ女子グループと、大人しい女子グループのボスとの、5対1の閥争いみたいな感じでした。

当時ぶっ飛んでいるなと思ったのは、

いじめられている女子がママに訴える

そのママが学校にやってきて、いじめた女子たちをやり返しに来る

授業中にクラスの直通電話に無理矢理つなげてもらって、クレームを懇々と伝える(同一人物)

なんてことも多々ありました。

(全て娘談。ちなみに娘は目立つ女子グループと大人しい女子グループの両方に仲良しの子がいたので、中間位置にいつもいた)

※ちなみに、このママさんは数年後、自分の不倫相手と一緒になるため離婚し、当時いじめられていた自分の娘を引き取らず、元旦那さんに押し付けた、という衝撃のはちゃめちゃママでした。

上記とは別で、自分の子どもがいじめの対象になっていた別のママさんは、保護者会にいじめっ子のボスのママが不在だったのをいいことに、保護者全員でいじめについて討論を希望するなんてこともありました。(しかも名指しで現状説明)

ですが、ドイツの貴族ママさんに

「保護者会はそういう場ではないのよ。いじめについての話は当事者同士がいる場でするべきよ」

と諭されていました。(先生は”中間に入りますよ”と提案はしたが、本人が受け入れず)

※こういうところは日本とは大きく違うかもしれません。

「いじめ」に関するテーマは深いのですが、娘のクラスの場合は「どちらにも原因がある」と言わざるを得ない状況でした。

目立つ女子の度重なる無関係な発言が、クラスを乱し授業の足を引っ張る。

日本だろうがドイツだろうが、どの学校でもどの学校の種類に関係なく、クラスに一人いたりすると大変です。

当時クラスの女子とはほとんど個人的に遊ぶことができていた娘が、唯一仲良くすることのできなかった女の子(仮名Aちゃん)に、私は大分長いことあれこれと考えを巡らせた時期がありました。

Aちゃんのママさんとは仕事場が一緒で、たまに仕事場で挨拶をすることはあっても、職種が違ったのでほとんど立ち話をすることはありませんでした。

Aちゃんママと結構近い友だちでもあった友人に、家庭状況について聞いてみたこともありました。

すると、Aちゃん自身のスーパー強い個性(個人的には発達障がいの一種であると推測したが)に手が負えなくなった両親は、Aちゃんとは正反対のしっかりした1歳年下の妹にAちゃんを任せて、放課後も家で放置、両親共に夜まで仕事をしていたようで「放置子」化していました。(学童保育にも行っていなかった)

このAちゃんが、3年生頃から頻繁に「性」に関するダイレクトな質問を、よく授業中に各科目の先生たちに聞くようになっていました。しかも、毎日。

シュタイナー学校での性に関する授業は9年生からのようで(通常ドイツでは公立・私立関係なく、学校によって性の授業はありますが、大体4-7年生の間に1-2回あるようです)、オブラートにかかっている男女の神秘について、Aちゃんはものすごく興味を示していました。

個人的には、学校で性に関する授業がまだなかったこと、Aちゃんは恐らく両親に聞けないことについて、かわいそうだなと思いましたが。

そうして、性に関する質問を毎日してくるAちゃんに対して、先生は毎回授業を中断してきちんと回答していました。なんなら、まだ何も知らない子もいる中で、性に関して話をする機会を設けたりもしていました。

ちなみに、我が家も有無を言わさず小学校3年生のこの時期に、娘から性に関することを聞かれるがまま、私はかくかくしかじかと、事実をそのままに伝える良いきっかけになりました。(当時の娘は、すでにファンタジー話にはうんざりしていたので)

そんな感じで、Aちゃんの性に関する質問は5年生になっても続きました。

クラスの中でも、うんざりしている子どもは数名いました。が、何も変わりませんでした。

ちなみにAちゃんだけではなく、基本的に5年生頃まで他の数名の生徒も含め

  • 授業中に大声を出す
  • 授業中に怒りのままに誰かと口喧嘩をする
  • 授業中に課題を解く子どもの邪魔をする
  • 授業中に出歩く
  • 子どもたちが先生をリスペクトしない

ということは、多々ありました。

ただ、担任の先生は厳しく叱ることはなく、静かに諭すことはしていたようですが、効果はなかったように思います。

そのうち、クラスがうるさすぎてまとまりがなくなり始めると、担任の先生は職員室に行ってしばらく帰ってこないことも多々起きるようになりました。

そうして他の先生からも、娘がいたクラスは、12学年24クラスある中で一番代替えで入りたくないクラスのトップ3に入ってしまいました。(娘談。他の先生の小言を小耳に挟んだそう)

これを「学級崩壊」と言わずして、何と表現するのだろう。

文字の読み書き・算数の理解度の遅れ

100歩譲って、上記の「いじめ」や「学級崩壊」はどこの学校でも起こり得ると仮定しても、シュタイナー学校特有の教育方法による授業の進み具合と子どもたちの理解度の低さについては、クラスのドイツ人ママ友Nと真剣に「学力の危機」を感じ始めたのがこの小学校3年生頃でした。

元々、約26文字あるアルファベットの小文字を1年生の1年間、大文字を2年生の1年間、計2年かけてゆっくり学ぶシュタイナー学校。

3年生には、文章の中の単語を区切るために、カラフルなみつろうクレヨン(冒頭画像)を使います。

当時、「文字を読む」ということはそれほど重要視されておらず、「文字の識別ができることが重要」で、ローマ字が並んだ一つのまとまりに意味があり、そのまとまりがいくつもあるものが”文章”である、ということは恐らく多くの子は理解していたと思います。

ただ、文字を読むのにものすごく時間がかかり、文章を読むこと自体はまだできない子がクラスの半数以上いました。

また、算数にしても同じで、単純な足し算・引き算・掛け算につまずく子も1/3程いました。

そして、この頃からクラスの1/3程度の子が、放課後に国語と算数の補修授業を受け始めていました。

お世辞にも少ないとは言えない、かなりの人数だと感じました。

文章を読むことができる子は、元々「本」が好きで個人的に図書館へ行って「本」を読んでいる子だけです。

算数に問題のない子は、家庭で担任の先生とは別のアプローチ法で計算を教わっている子だけでした。

ある日、ドイツ人ママ友Nが

「ねぇ、sunny。うちの子、隣に住む同い年の子(8-9歳)と仲良しでよく遊ぶんだけど、この前その子たちが本をすらすら音読しているのを見て、びっくりしていたのよ。”自分はまだできない”って。あなたの子はどう?本を読めている?」

と、聞いてきました。

我が家の場合、すでに日本の小学校へ行って文字どころか漢字まで習っていたし、音読の宿題もあったし、3年生になってヒマを持て余す娘の希望で【こどもチャレンジ】で自習していたし、ドイツ語のハンディもほぼ克服していた時期でした。

sunny
「え?うちは問題なく読んでいるよ。うーん、日本で学校に通ったからもしれないけど。でも、文を読めないってどういうこと?」

と、逆にショックで聞き返すほどでした。当時はクラスの実態をまだ知らない頃でした。

その後、ママ友Nは、自分の娘が算数でもつまずいているのもり、心配のあまり担任の先生と個人面談のアポをとりました。

そうしてがっかりしながら教えてくれました。ちなみにママ友Nの娘ちゃんは、識字障がいなどはありません。

「ねぇ、sunny。担任と話したのよ。そしたら何て言われたと思う?

”文字が読めなくても、いいじゃないですか。”

”計算ができなくてもいいじゃないですか。”

”まだ子どもですよ?そのうちできるようになりますよ。”

って言われたの。私、ショックだったわ・・・」

と。(そりゃ私も衝撃だ。。)

彼女(ママ友N)は、職業学校で保育関連の仕事に就きたい16-18歳前後の生徒に、授業を行う先生でもありました。

3人の子どもを育てる現役ママでもあり、当時、上は十代のお兄ちゃん、下は幼稚園に通う子どもを育てるワーママでした。

旦那さんはシュタイナー学校卒業生でもあり、彼女自身もシュタイナー教育を充分理解しているようで、自分の娘の性格も特性も良く理解していて、私の中では尊敬できるドイツ人ママ友の一人でした。

しかし、担任から返ってきたこの言葉を境に、私たちの中で何か大きな危機感は、その後お互いに学校を変える選択をするまで拭うことはなかったのです。

学校の転校を決意したのは、当時5年生の11歳の娘本人だった。

なんだかんだクラスは荒れてはいたけれど、クラスに転校生が来たり、お友だちにも恵まれ、娘は不満を抱えながらも、そんなドラマのような出来事が繰り広げられる毎日を、それなりに楽しく過ごしていました。そうして、5年生になりました。(シュタイナー学校にクラス替えはなく、担任は7年生まで同じです。)

5年生になったら、当時すでに担任の先生のことを信頼していなかった娘は、担任意外の別の先生による、本格的な英語の授業が始まることを心待ちにしていました。それはそれは楽しみにしていました。

そして、その期待は最初の1カ月で裏切られます。

相変わらず学級崩壊しているクラスだったため、英語の授業中にもAちゃんの性に関する質問攻めで授業のほとんどが中断されました。

面白がっていたのか知りませんが、現在もなお悪評高き英語担当の女性教師は、英語の時間にドイツ語で自身の性生活について話し、Aちゃんに聞かれるがまま英語のFワードを黒板に書くなど、実用的な英語を何一つ教えてくれる気配がありませんでした。

なので、あまりにも怒り心頭でがっかりしている娘のために、学校でもらった英語の教科書(なぜか人が次々と亡くなる城に住む王子の話)を持って帰ってきてもらい、自宅で英語の音読練習を一緒に行っていました。分からない単語は、私に聞いたりしていました。

そんなある日。

授業中に、教科書の一文を音読させるため、娘が指名されました。

勉強意欲の高い本人の意向で、家で音読練習をしていた娘がスラスラ読んだ途端、英語の女教師が突然怒り出しました。

女教師「あなた、私をバカにしているの?!先生は私なのよ?!なぜそんなにスラスラと読めるの?!」

(生徒をバカにしているのは、この女教師の方なのですが)

娘「家で練習しているんです」

この後、娘が何を言い放ったかは知りませんが、この時から英語教師は、娘のことを目の敵のように扱い、娘にとってあれほど楽しみにしていた英語の時間は、今後3年間は英語の先生が変わらないということも重なって、最悪な時間になってしまいました。

そもそも、ロビン・フッドのような冒険ものやヒーローもののお話しならまだしも、クラスの男子の中にも、人がバタバタと亡くなる話なので「また、人が死ぬの?!」と文句を言う生徒もいたようです。

そうして、学級崩壊しているクラスにも疲れ、勉強しても出る釘が打たれるように扱われ、楽しみにしていた授業がなくなった娘。

ある日、帰宅するなり衝撃的な一言を、私に言い放ちました。

「ねぇ、ママ。

私、あの学校にいたら、この先自分がダメになると思う。」

5年生の3月初頭でした。

すでに学年末まで、残り4カ月半のことでした。

最後に。

たまに転校理由を聞かれるのですが、今回のお話は一部でしかありません。

5年間の間には深い様々なドラマがあり、1年生の頃から知っている子どもたちの家庭環境・保護者の価値観と共に、シュタイナー教育という独特の教育方法が、子どもたちの成長と共にどう浸透しているのか間近で見ることのできた5年間でした。

ちなみに。

全て、私が娘から聞いた話、ママ友・パパ友から聞いた話にしかすぎません。私は担任の先生と個人面談を試みて、懸念点を話そうとしましたが、自分のドイツ語力不足を痛感するだけで、核心まで伝えることができませんでした。

そして、いじめや学力遅延、英語教師の態度など、問題になることがある度に、すでに他の保護者数名が担任の先生へとクレーム電話をして、現状がどうなのかを知ることができたりしました。

ある時は、保護者会で白熱した討論になったりもしたのですが、いかんせん私が自分の目で見たことではないし、娘の話にどれだけ信ぴょう性があるかを証明することができなかったのもあり、近しいママ友とだけ情報共有するにとどめました。

ただ、問題があっても多くのドイツ人保護者は、広い視野で物事をとらえ大人な討論をする人が多く、物事の捉え方について多くのことを学ばせてもらいました。

担任の先生やシュタイナー教育そのものと相性の合わなかった子どもたちは、一人、また一人、と転校していきました。そしてまたクラスに戻ってくる子は、一人もいませんでした。

今でも当時のママ友やパパ友の子どもたちは、なんだかんだあるものの、シュタイナー学校へ通っています。(ママ友Nの娘は後に転校した)

そうして、たまに近況報告してくれ、お互いの教育事情の情報交換をしたりします。

誤解がないように書いておきますが、私はシュタイナー教育・シュタイナー学校について批判はしません。

なぜなら、合う子には合うからです。

クラスや先生との相性が良ければ、多彩な色彩感覚、楽器演奏、オーケストラ演奏、舞台演劇、オイリュトミーなど芸術的な感覚は養われると思います。

一番大切なのは、公立・私立関係なく、どんな学校でもどんな教育方法でも、子どもと学校の相性が良ければそれで良いかと思います。

そのために、是非お子さんをじっくりと観察して、お子さんの個性が一番伸びる環境を選択されることを祈ります。

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