「あなたは、自分の強みが何か知っていますか?」
突然そんな風に質問されて
的確に、明確に答えられる人が
どれくらいいるでしょうか。
もし、すらすらっと
答えることができる人がいたら
相当量の人材開発関連の
書籍・セミナー・セッションを
人生に取り入れていることでしょう。
・・かくいう私は
答えられなかったのですが。。
今回は、ひょんなことから
この自分の強みを知ることができる
「クリフトンストレングス・テスト」
のことを知り
テスト結果と共に
分析してもらいました。
【目次】
「クリフトンストレングス」って何?
「クリフトンストレングス」とは
アメリカのドン・クリフトン氏が
研究開発した34の資質に分類できる
一人一人の強みです。
彼は第二次世界大戦にB24爆撃手として
25回も空爆に出撃し成功して帰還しました。
しかし、戦争で多くのことを目にし
残りの人生は人類にとって良いことに
捧げたいと思い人材開発の研究に
進みました。
当時、
”人がうまくできないこと”を研究する文献は多くあったのに
”人がうまくできること”を研究する文献がなかったことに
驚いたそうです。
そんな彼の研究からできた
「クリフトンストレングス」。
177問の質問に答えると
あなたの考え方や感じ方、
行動のパターンを測定し
34の資質に分類されます。
「クリフトンストレングス・テスト」と言われています。
現在は、フォーチュン500社の90%以上が
この「クリフトンストレングス」を活用し
一人一人の持つ強みを活かして
最高のパフォーマンスを発揮してもらうために
仕事場でのチーム編成や組織力に役立てたり、
人材開発、自己啓発に一役買っています。
「クリフトンストレングス・テスト」を受けるべき人は?
今、あなたが職場や学校や子ども関連の役員など
仕事内容や人間関係でストレスを抱えている場合
もしかしたら単純に
あなたの強みを活かせる場所に
身を置いていないからかもしれません。
「〇〇さんもやっていたから
私も頑張ってやらなくちゃ!」
と気を張っているものの、
「なんかうまくいかないな・・。
なんでだろう・・。」
なんて思うこと、ありませんか?
挙句の果てには
「私って(俺って)
ほんとダメだな・・」
と、自己卑下に陥って
自信喪失になってしまっていませんか?
(↑過去のわたしですが・・)
もしくはあなたがチームリーダーである場合
「Aさんは上手く仕事をしてくれるのに
Bさんはどうも仕事がうまく進まないな。
チームワークが機能していないな・・」
と、チームの歯車がうまく回っていないと
感じていませんか?
はたまた
「転職したいんだけど
なんとなく今までと同じ業種だと
心が納得しないんだよな・・」
とか。
そんな風に職場環境や
これからの道を選択するときに
モヤモヤとしている方には
もってこいのツールですよ。
なんせ、自分の強みと弱みが
一目瞭然で分かるのです。
実は、自分があまりにも簡単にできることは
他人にとっては
とても難しいことであるにも関わらず
自分にとっては当たり前のことすぎて
「自分の才能を強み」だと
気が付いていないことが多いそう。
そんな自分の強みと弱みを知ることで
組織での自分の立ち位置や仕事選び、
ひいては家庭内での役割や
ママ友同士でのおつきあいなど
あらゆるチームワークや
人間関係において
自分の才能を発揮しやすい場所を
自分で選択することができるようになります。
私の場合、
HSP(Highly Sensitive Person) ※Wikipediaという
いわゆる繊細さん気質があり
組織とかチームワークで働くことは
たくさんのことが気になり
とても疲れやすいため
必然的に個人事業主の道に
進んだ経緯があります。
でも、一人自営業をしていると
なかなか自分の強みや弱みを漠然としか
分かっていなかったり
強みの特性だから伸ばすべきところを
普通にできているから軽視してしまったり
逆に弱みと感じて落ち込んだり。
しかも弱みの特性だから
仕方なくあきらめるべきところを
強みにしたくて時間と労力のムダなことを
していたり。。
「クリフトンストレングス・テスト」の受け方は?
自分の強みを知りたい
活かしたい!という方は
「クリフトンストレングス・テスト」を
購入して受けることができます。
オプションが2つあるので、好きな方を選んでくださいね。
①上位資質(トップ5)を見つけるためのテスト付き電子書籍
¥2,340
②クリフトンストレングス34
¥5,850
私は、34のすべての資質が
どの順位なのか知りたかったので
②のクリフトンストレングス34を
選択しました。
オンラインで177個の質問に
直感で答えていくのですが(約1時間)
時々質問の意味を解釈するのに
時間がかかって回答できなかったものが
2,3個ありましたが、
特に問題ないようです。
「クリフトンストレングス・テスト」結果。私の場合。
すでにご存知の方や熟知されている方なら、
私の結果を見ただけで
どんなタイプの人かがわかるかと思います。
私の強み
- 目標思考(目標達成能力)
- 調和性(平和主義)
- ポジティブ(前向きエネルギーを周りに伝染)
- 最上志向(優れたものを更に最高レベルに)※特に日本人に多いそう。
- 親密性(1対1での信頼関係構築)
才能プロファイラーの桐生さんとの最初のお話で
と言うと、
「そうですよね。結果に出てますよ♪」
「一人でコツコツ作業していた方が居心地良いし、
その方がむしろパフォーマンスが高く
必ず結果を出す人ですよね!」
と言われました。
「でも、弱みと思っているかもしれませんが
2位の調和性がある方は
チームや組織でのいざこざがあると
当事者同士の間にはいって
中和する才能もあるんですよ~」
と。
めちゃ心当たりあります。笑
クリフトンストレングスの良いところは、
強みの才能を強みと認識して
その才能を伸ばすことに注力することを
すすめています。
逆に弱みの部分は
自分の弱い部分を知ることで
そこに無駄な時間と労力をかけずに
そこを強みとして持っている人に
助けてもらおう、という考え方です。
ちなみにわたしの弱みの最下位5位は・・
私の弱み
- 30.社交性(知らない人と出会って、味方にする)
- 31.達成欲(並外れたスタミナ)
- 32.原点思考(過去や歴史を辿り現在への理解)
- 33.着想(新しいアイディア)
- 34.包含(輪から外れた人を輪に入れようと努力)
社交性はある方だと思っていましたが
確かに、他人との距離間は結構敏感で
一度会った人を一気に味方にしてしまうことって
今まで経験したことないですね。
これができる人のことは羨ましいとは思うけど
自分の弱みであり他の強みがあるから
まぁいいか、と思えるようになりました。
それから一番弱い34の「包含」は
冷淡な印象ではありますが
相手が相手のあるがままを
尊重しているだけなので・・
とか思ってしまいますね。
人それぞれ、感覚の違いですね。
一方、わたしの強み上位5位を見ると
相手に集中して真摯に誠実に向き合えるのと、
確実に目標達成への道へと軌道修正してあげられるので
1対1でのコンサルやコーチングは向いているそう。
確かに、仲の良い友だちに転職の相談をされたとき
「アドバイスがめっちゃ参考になる!」と
すごく感謝されたことがありました。
そういえば娘のことは
コーチングに近い手法で育てています。
※自然にしているので、具体的には自分で表現できないのだけど、
そのうちティーン娘にインタビューしてみます。
弱みの部分は、自分のチーム編成をするときに
それを得意とする人を揃えれば良いので
このクリフトンストレングスで
より具体的に将来の展望が見えました。
まとめ
このテストをした後、
詳しい診断のおかげで
自分の特性がよくわかりました。
「え、それって強みだったの!?」とか
「え、それって弱みだったから別に落ち込まなくても良かったのか~」と
自分自身について腑に落ちました。
上位1-10位の強みを伸ばしていけば
最高に良いパフォーマンスができる。
仕事も充実して、楽しくて最高じゃん♪
今までどんだけ他人と比較して
自分にダメ出ししてたか、
過去の自分を抱きしめてあげたいくらいです。笑
10人いたら10人それぞれの「強み」がある。
できないところにフォーカスするより、
できる強みをそれぞれが伸ばせることができれば
ステキですよね。
子育てもしかり。
ということで、ご興味ある方は是非。